昭和元禄落語心中 新装版(2)

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昭和元禄落語心中 新装版(2)

  • 著者名:雲田はるこ【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2025/02発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065383360

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内容説明

昭和最後の大名人・有楽亭八雲に、押しかけ弟子入り志願した元チンピラ・与太郎。内弟子など一切取らぬはずの八雲が、何のきまぐれか与太郎を受け入れることに……。そこから始まる、夭逝した伝説の天才落語家・助六と、彼の影を追いながら一人落語界に残された八雲の、知られざる因縁噺とは――!?
昭和の落語界を舞台に、噺家の愛おしき素顔と業を描いた傑作が新装版となって登場!!

※2巻バージョン:第2巻は通常版の3・4巻を収録。新規描き下ろし表紙イラストで登場!!
※収録内容や描き下ろしマンガのページ数には変更の可能性があります

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

22
「そんで俺は決めたんだ 人のために落語をやるって お前さんは? どうなんだい」助六の問いに対し、自問する菊比古。「なんの為? アタシの落語は誰の為?」自問の末に辿り着く。「なんの為の落語 テメエの居場所をこさえる為 ここにいても大丈夫だと思う為 自分が自分でいる為だ」そんな二人の差異は、師匠である七代目八雲を挟み、決裂を導く。さらにこの因果が七代目の頃から続くことを知るに至って、菊比古は思うのだ。「この背中をずっとずっと憧れで見てきたのです。(つづく)2025/03/16

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