内容説明
週末の午後、郊外の特設会場で開かれるアンティーク・フェアは素見や掘出し物を探す愛好家で賑わい、優雅な雰囲気をかもす。およそ事件とは無縁な骨董市を舞台に相次いで四人の古美術商が殺され、さらに五人目の殺人が…。被疑者の冤罪を晴らそうと、アンティーク図版専門のマギーが事件解決の手掛かりを求めて調査に乗りだす。
著者等紹介
ウェイト,リア[ウェイト,リア][Wait,Lea]
三代続く古美術商の家に生まれる。チャタム大学で英文学、ニューヨーク大学夜間部でアメリカ文明史を専攻し、卒業後、アンティーク図版のビジネスのかたわら小説を書きはじめる。『死体あります』でアガサ・クリスティー賞2002年度トラディショナル・ミステリー最優秀処女作候補。メイン州在住
木村博江[キムラヒロエ]
1941年生れ。国際基督教大学卒業
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