内容説明
神野木家の下働きのまほろは強欲な当主一家に虐げられてきた。
ある日白皙の美貌の青年・狭霧が訪れる。
神使だという狭霧は「『石』を返せ」と迫るが、当主は狼狽するばかり。
しかも身代わりとしてまほろが差し出されてしまった。
百年前、神野木家には特別な霊石が貸し出された。
返さなければ破滅だと聞き、まほろは失われた霊石を捜すことに。
二人旅の中、狭霧の不器用な優しさや新しい出会いを通してまほろの孤独は癒えていく。
人間嫌いの狭霧ともやがて心を通わせるが、旅路の果てに思いがけない真実を知って――。
==登場人物==
まほろ
神野木家の下働き。
強欲な当主夫妻と一人娘に虐げられ、周囲の使用人からも見下されている。
捨て子の自分を拾ってもらった恩を返すため、懸命に働いている。
狭霧
神霊界の主に仕える神使。人間嫌い。
純真すぎるまほろのことは放っておけず、つい世話を焼いてしまう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
色素薄い系
3
1冊でキレイにまとまっていて良かったと思います。石を探す過程で他の人の考え方に触れてまほろ自身の考え方に変化が生じたのは良かったと思う。恋愛要素はほぼないけどそれがメインの話ではなかったので2巻目ではその辺にも変化があるのでしょうか。2026/01/29
まぬけのまりこ
2
なんというか、ちょっとお綺麗すぎるかなー。そこは好みの問題だろうが。いい子が好きなら、安心して読めるかと。一応切りもいいし。続き出たけど。2025/12/24
桜城誠
2
虐げられていた少女が神使と出会い旅をする事で幸せを知っていく話。自分が不幸だということも知らなかったまほろが色んな人と出会い助けられたり助けたりする中で感情を知っていく過程が丁寧でよい。また神使の狭霧もまほろとの旅の中で一緒に成長していく姿が微笑ましい。良い作品でした。2025/03/09




