新潮文庫<br> アイドルだった君へ(新潮文庫)

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新潮文庫
アイドルだった君へ(新潮文庫)

  • 著者名:小林早代子【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 新潮社(2025/02発売)
  • 初夏を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101057811

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内容説明

アイドルになりたくて仕方がなかったあたしとアイドルに憧れたことのない相方、元アイドルの母親のせいで注目される子供たち、親友の推しに顔を似せていく女子大生。アイドルは色んなものを覆い隠して、私たちに微笑みかけてくる。曖昧に乱暴に過ぎていく毎日に推しがいてくれてよかった。「女による女のためのR-18文学賞」読者賞受賞作を含む珠玉の短編集。『くたばれ地下アイドル』改題。(解説・吉川トリコ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

55
強烈だったけど、肌身に合うような感覚でした。「たぶん私たち一生最強」よりも、感覚的にはこちらの方が好みですね。かつては、感覚的にわかるんという傾向の作品だったと思いますが、今では、刺激を与えてくれる作品です。目覚めさせてくれます。2026/03/27

papapapapal

31
女による女のためのR-18文学賞読者賞を受賞した『くたばれ地下アイドル』他4篇。アイドルの同級生、トップアイドル、元アイドルの子ども達、ドルオタの視線で描く短編集。トップアイドルへと駆け上がっていく自分たちを冷静に見つめる『犬は吠えるがアイドルは続く』が抜群に良かった。流れでアイドルになった希と、絶対にアイドルになりたかった蘭。正反対なふたりの関係性がめちゃくちゃ良い! ぶっちゃけアイドルにあまり興味はないのですが…部活もの青春ものに通じるストイックさや幼さ、シビアさが盛り込まれたアイドル小説は好きかも♪2025/09/15

よっち

29
色んなものを覆い隠して、私たちに微笑みかけてくるアイドルとファンの様々な関係を描いた連作短編集。メンズ地下アイドルの同級生とクラスメイトの女の子、アイドルに対する憧れが正反対だった二人組のアイドル、元アイドルの母親のせいで注目される子供たち、親友の推しを研究して顔を似せていく女子大生、推しという概念が分からない趣味が全然あわない2人。ファンがいればその数だけ推しとの関係があって、お金を掛けるか掛けないか、アイドルに何を求めるかも人によって全然全然違って、その独特の距離感や人間関係がなかなか印象的でしたね。2025/03/27

りらこ

26
小林さんの文体。スピード感と使う語彙にまみれたいのと表紙がカワイイので購入。アイドルの推し活をしていないので、短編それぞれに距離感を置きつつ楽しめた。「犬は吠えるがアイドルは続く」と「アイドルの子どもたち」が対比的で面白かった。「寄る辺なく(省略)」の神谷とちさぱいとの会話、隣のテーブルとかで話してたら思い切り聞き耳たてる。感心する。その会話に加わりたくてモゾモゾする(しないけど)。アイドルを軸にした、メンタル部分への言及がするどい。やっぱり小林さんも追いたい作家さん。2026/03/07

conyTM3

15
アイドルもその家族もファンも人間なんだよ!ということがテーマの短編集。かな?? 誰かを推す行動にのめり込むことによって、自分自身の弱さを忘れられる時間が得られるようだ。 親心に近い感覚もあるようだし。 吉川トリコさんの解説には妙に納得。 二人組アイドルユニットの人間的成長を描く「犬は吠えるがアイドルは続く」が良かった。 自分で思ってるより推しにハマってた女の「寄る辺なくはない私たちの日常にアイドルがあるということ」も面白かった。 生々しい性描写も多いので苦手な方にはお勧めしませんけど。2025/03/18

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