KiKi文庫<br> 十三月の子猫

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KiKi文庫
十三月の子猫

  • 著者名:溝口智子【著】/あんよ【イラスト】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 笠倉出版社(2025/02発売)
  • 夏のおとずれ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/22)
  • ポイント 175pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784773067040

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内容説明

咲良にとってかけがえのない時間ーーそれは二十二歳になる病気の老猫・こでまりを腕に抱き、こでまりと『お話』をしながら散歩すること。
こでまりは、幼い頃から咲良と一緒に過ごしてきた、大切な家族だ。
散歩の途中で必ず立ち寄るのは、小さな屋台『春夏冬屋』。家庭教師をしていた咲良のかつての教え子・祐司が営む屋台は、毎日美味しそうな香りを漂わせ、人々を呼び込んでいる。
屋台を訪れる人たちは、年齢も職業も悩みもそれぞれ違うけれど、みんな一生懸命。
こでまりは咲良と共に、どんな時でも彼らを見守り続けて……。
一匹の老猫が繋ぐ、縁と命の感動物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オセロ

38
初読み作家さん。お気に入りさんの感想が気になって読みましたが、とても良かった。 寒い時期は焼き芋を、温かくなるとわらび餅を扱うちょっと変わった屋台の春夏冬屋(あきないや)を舞台に繰り広げられるストーリーは心温まるものばかり。タイトルの意味が分かるラストは感動的で読了後は前向きな気持ちになりましたね。興味が湧いた方は是非読んでほしい一冊です。2025/03/05

愛書家

7
書店に寄ったときに、タイトルに一目惚れ。何と心にしんと積もるような愛おしさなのか、と感極まる。作者さんの猫愛が伝わり、また子猫を通じての眼差しが、只管優しいのです。読み終えたとき、しばし物語の余韻に浸る。2025/02/21

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