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内容説明
1場所での大がかりな「番付削減」の背景には、いったい何があったのか?!
小学生のころから大相撲に興味を持っていたという著者。そんなおり昭和42年の春場所後、大きな事件が起こった。著者お気に入りの6力士(大豪、若天龍、扇山、若鳴門、若乃洲、大文字)が番付削減に伴い幕内から十両へ陥落したのである。本書では、当時の相撲界の状況をふまえ、6力士のその後を徹底的に追跡する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ピオリーヌ
9
まさか令和五年にこのタイトルで新刊が出るとは!というのが一番の驚き。内容は表題通り昭和42年春場所後の番付削減について、同場所に幕内から十両へ陥落した六力士(大豪、若天龍、扇山、若鳴門、若乃洲、大文字)についての二部構成。特に六力士への掘り下げが良い。六力士の実家近くに行っての親族や知人へのインタビューは、本書独自の大変価値がある内容。また今は大相撲アーカイブ場所があり、昭和39年初場所~昭和42年初場所までの幕内全取組が全て見れるという夢にまで見た恵まれた環境がある。該当力士の取組を全て見返したい。2024/02/04
小谷野敦
4
かなりマニアック。私が相撲を見始めたのは1979年なので、この当時のことはもちろん知らない。当時を知る人には好著になるだろう2024/06/20