内容説明
面白エピソード満載の本書。しかし、惑わされてはいけない。いたずら好きのファインマンは、この本で読者を試しているかも知れないのだ。何事も疑うことを忘れちゃいけないよ。確かなことなど、この世に何ひとつないのだから、と。疑うことにかけては天下一品。魔術師的天才と呼ばれた人を、疑いながら読め。解説=江沢洋
目次
4 コーネルからキャルテクへブラジルの香りをこめて(続)
ラッキー・ナンバー
オー、アメリカヌ、オウトラ、ヴェズ
言葉の神様
親分、かしこまりました!
断わらざるを得ない招聘
5 ある物理学者の世界
「ディラック方程式を解いていただきたいのですが」
誤差は7パーセント
13回目のサイン
唐人の寝言
それでも芸術か?
電気は火ですか?
本の表紙で中味を読む
ノーベルのもう一つの間違い
物理学者の教養講座
パリではがれた化けの皮
変えられた精神状態
カーゴ・カルト・サイエンス
訳者あとがき
文庫版訳者あとがき
解説 とらわれない発想(江沢 洋)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K Fussan
3
下巻も痛快。 もう、やりたい放題。 最後の「カーゴ・カルト・サイエンス」(カリフォルニア工科大学の卒業式式辞)が素晴らしい。2013/03/28
さーふアザラシ
2
絵、美術、ドラム🥁音楽とか個人の嗜好でやられていた。いろいろなことへの好奇心がなす。ノーベル賞の模様など描かれていた。3★3d2025/07/26
Go Extreme
2
教育と研究:キャルテク 科学教育 探究心 直感と経験 学問的成長 理論と実験 創造的思考 研究の喜び 異文化交流:ブラジル 日本 言語習得 国際学会 文化的影響 多様性の尊重 教育のスタイル 文化の相互理解 視野の拡大 価値観の変化 科学と社会:マンハッタン計画 軍事利用 科学倫理 物理学者の責任 社会的影響 科学の発展 直観と革新 科学者の役割 未来への貢献 科学教育の改革 個人的成長:賭博体験 ラスベガス 人間観察 自己認識 新たな挑戦 柔軟性の重要性 人生哲学 科学と遊び 楽しむ姿勢 未来への展望2025/03/09
よーさか
1
人生を謳歌している。楽しんでいる人には敵わない。2025/08/03