内容説明
西の長岡の都では、物の怪が跳梁し、皇太子が病んでいた。「東から勾玉を持つ天女が来て、滅びゆく都を救ってくれる」病んだ兄の夢語りに胸を痛める十五歳の皇女苑上。兄と弟を守るため、「都に近づくさらなる災厄」に立ち向かおうとした苑上が出会ったのは…? 神代から伝わる〈輝〉と〈闇〉の力の最後の出会いとその輝きを、きらびやかに描き出す。「勾玉三部作」のフィナーレを飾る一冊! スピンオフ「潮もかなひぬ」文庫初西の長岡の都では、物の怪が跳梁し、皇太子が病んでいた。「東から勾玉を持つ天女が来て、滅びゆく都を救ってくれる」病んだ兄の夢語りに胸を痛める十五歳の皇女苑上。兄と弟を守るため、「都に近づくさらなる災厄」に立ち向かおうとした苑上が出会ったのは…? 神代から伝わる〈輝〉と〈闇〉の力の最後の出会いとその輝きを、きらびやかに描き出す。「勾玉三部作」のフィナーレを飾る一冊! スピンオフ「潮もかなひぬ」文庫初収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あおでん@やさどく管理人
11
【新装版で再読】下巻は物の怪の被害に苦しむ都が舞台に。狙われると希望を失って死ぬという物の怪の設定は、ハリーポッターシリーズの吸魂鬼と似ていると思った。3作品とも過酷な運命を背負った少年少女たちが登場するが、阿高の抱えていたものの大きさと生きづらさに胸が痛んだ。2026/03/06
417
7
シリーズ最終巻。長いようで短い旅があっという間に終わりをつげました。大団円。上は男同士の絆メインでしたが、下で女の子絡んできたかー。恋愛物語になってしまった。こちらも面白かったですが、私的には白鳥異伝が1番面白かったかな。勾玉も沢山出てくるし、冒険物っぽくて好きだなー2026/02/09
つくし
1
上巻とはまた違う視点で展開される物語。シリーズ全体を通して構造が立体的で圧倒されます。そして人物ひとりひとりが毎度のことながら魅力的。それぞれの立場から願望や思惑があって、それが不意に純粋な人間性で繋がった時のほっこり感がたまらない。随所に見られるそんなシーンが好きです。シリーズを通した物語の壮大さも再確認したいのだけれど、いつ読み返そうか悩む。2026/05/06
anko
1
よかった…アンリミテッドで一気読み。3部作どれも本当に好きだわ….懐かしいけど大分忘れてたので新鮮に読めました。2026/02/18
Ryo0809
1
桓武天皇の時世、都に怨霊が現れ、世は乱れる。藤原氏の暗躍もからみ、皇位継承の犠牲となった早良親王の呪縛から逃れられない帝。長岡京造営の責任者となった賢臣・藤原種継の暗殺、その子孫の仲成や薬子、安殿皇子(苑上の兄)、神野親王(苑上の弟)、さらには若き空海など、この時世のスーパースター級の勢揃い。勾玉も渡るべきところに落ち着いたようで、登場人物らも自らの将来に向かって歩み出す。爽やかテイストのハッピーエンド青春小説なので、少し肩透かしか…。2025/04/15




