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内容説明
お母さんとはぐれてしまったこねずみ。匂いを頼りにたどり着いた所は、夜の動物園。キリン、ゾウ、カピバラ、ライオン…灯りが消え、足音もしなくなった頃、動物たちの時間が始まります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケ・セラ・セラ
27
岡田夫妻による作品。お母さんとはぐれた子ネズミがたどり着いたのはサファリパーク。動物たちの毛並みや皮膚感がとても丁寧に描かれていて、きりんの顔のアップ、目の優しさ表情が美しい。沢山の動物との触れ合い。あんなに心細い思いで走り回っていたのに、夢中で話す子ネズミが微笑ましい。子ネズミ大冒険の一夜の物語。2023/06/06
ヒラP@ehon.gohon
25
岡田千晶さんが描く幻想的な夜の動物園です。自然の中で動物たちが一緒に生息するサファリーパークだから、檻はあまりないのでしょうか。 迷い込んでしまったネズミの子が、はぐれてしまったお母さんを探します。 スリリングというよりも、動物たちのやさしさが、ぼんやりした風景の中で、温かく感じられました。2023/04/22
anne@灯れ松明の火
16
新着棚で。岡田千晶さんの絵に惹かれて。ご夫婦共作。お母さんとはぐれてしまったこねずみ。匂いを頼りにたどり着いたところは、夜の動物園。必死で探すこねずみと のんびりした動物たちの対比が面白い。クマやライオンなどとの遭遇に、読者の子どもたちはハラハラドキドキするだろう。図鑑のように、多くの種類の動物が出てくるのも、楽しい。取材協力 富士サファリパークとあり、納得。動物描写が、リアルだけど、優しいのがとてもいい。2023/03/28
あさみ
13
お母さんねずみと一緒に木の実を集めるために、夜にいつもより遠くに出掛けたこねずみ。でも夢中になりすぎてお母さんを見失っちゃった!匂いを追って着いたのは、動物園。いろんな動物にお母さん見なかった?と聞いて、一生懸命探します。途中怖いことも、全く話を聞いてくれない動物もいたけど…。とても優しく美しいタッチの絵で好き!2023/10/17
Cinejazz
12
太陽が森の向こうに隠れるころ、<子ねずみ>はお母さんと一緒に出かけました。こねずみは嬉しくて、あちこち駆け回っていると...「アレ?お母さんは?」...お母さんとはぐれてしまった子ねずみが、お母さんの匂いを頼りに辿り着いた先は「夜の動物園」でした...「ぼく、お母さんを探しているんだ。見なかった?」...カンガル-のお母さん、カピパラ、大熊、ライオンの親子、虎、チータ-、象サン、サイ、シマウマ、キリン...次々と登場する動物たちに、母を尋ね歩く子ねずみ...動物とのふれあいを描く、のどかな絵本。2023/05/14