内容説明
★私たちは大人になって、再び出会う運命だった――傷ついた心をかかえて。S・ウィッグスが繊細に描く、コンテンポラリー・ロマンスの極地!★海辺のイタリアンレストラン〈セレスタズ〉の閉店が迫った時刻に、一組の客が店に入ってきた。夏になるとこの地方を訪れる東海岸のセレブ、別荘族のグループだ。その中の一人の視線に、レストランオーナーのローザは凍りついた。アレックス・モンゴメリー――昔、庭師の父が通っていた別荘のお坊っちゃま、そして幼いローザの、夏の間だけの親友。二人がティーンエイジャーになったとき、その友情は未熟な愛情へと形を変えた。直後に引き裂かれる運命だとは知る由もなく……。予期せぬ再会に、ローザの胸に忘れたはずの痛みが走った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
13
読み友さんの感想を読んで。前菜からデザートへ、おいしそうなレシピを楽しみつつ。イタリア系アメリカ人は貧しい暮らしから逃れる南部の人が多いからか、料理も必然的に南部の雰囲気。イタリア北部出身のイタリア人のごはんはかなりフランス料理っぽい気がする…と、ロマンスに関係ないところばかり考えていました。アメリカのお金持ちは半端ないからな~。女子の聡明さにうっとり。こういう娘さん、好きです。男子も色々抱えていてかわいそうでした。アメリカらしいロマンス。最後自らの偏見に女子が気づくところが好き。2016/12/19
びわ
1
いいお話だった。けどー、ヒーローがなんとも弱い。所詮はボンボン?。10年前は一番ヒロインが支えが必要な時に捨てるし。理由があっても説明しないと意味ないし。再会後もなんか軽くて!ヒーローの人生も人格も薄っぺらい気がして、どうしてヒロインがヒーローを愛してるのかわからなかった。ヒロインは、勇気も優しさも能力もあって魅力的だったのになあ。2013/04/13
早川珠生
1
問答無用で立ち向かわなきゃならない辛いことを一つ一つ解決しようと頑張ってるローザの強さが無かったらこうはならなかっただろうな 努力家の主人公に好感2011/08/09
miki
0
持病があり体の弱いお金持ち坊っちゃんと地元のおてんば娘、かわいい初恋のシーンにはキュンとなりました。ロマンス小説の割りにホットなシーンはとてもあっさりしている点もストーリーが素敵なので好感が持てました。2017/04/17
ささじゅん
0
Summer by the Sea アレックス&ローザ ☆3 少年少女時代のエピソードが可愛い。この本に限らず、イタリア系の料理上手、大家族(友達含めて)等の典型的なキャラ付けは嫌い。2016/04/07
-
- 電子書籍
- 粛正配信 異世界で英雄だった鬼畜賢者は…
-
- 電子書籍
- 極めた薬師は聖女の魔法にも負けません …