出版社内容情報
「わたし、イタリアでがんになりました。」40歳を過ぎたイタリア在住の著者が描く明るいがん闘病から克服までのエッセイコミックです!
【著者紹介】
イラストレーター
内容説明
イタリアでがん宣告を受けた日本人イラストレーターのモモ。オープンで自由奔放なイタリアの人々とともに、日本から遠く離れた地で、がん治療を受けることを決意する!すべての日本人女性必読。実録・闘病コミックエッセイ。
著者等紹介
泉モモ[イズミモモ]
1964年東京生まれ。イラストレーター。2004年イタリアに移住。その後イタリア人とドイツ人のハーフであるオットと結婚。2011年10月、子宮体がんの告知を受け、イタリアでがんを克服する事を決意する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
33
イタリアで結婚し、生活することになった日本人女性が、子宮がんと診断され友人や家族に支えられながらイタリアでの治療を選択。その経緯を明るく描いた笑いあり涙ありの闘病記です。とにかく明るい。おうちでのんびりしたい=ちょっとひきこもり気味な著者をなかば強制的に外出させる友人たちの姿に、ひきこもりとかも愛すべきおせっかいにかかるとこうなるのかもな、と苦笑い。最後のページが切られた絵本のエピソードなど、ほっこりしました。あたたかいコミックエッセイです。2022/09/26
のんの
7
イタリアで子宮たい癌になった日本人女性のエッセイ漫画。手術から闘病まで全てイタリアで治療。普通は日本に戻って手術や闘病したいよね…と思うけど、旦那さんがとても献身的で、義母や義姉も協力してくれていたので、イタリアでの治療で良かったと思う。こんなに献身的な旦那さん、日本にはなかなかいないと思うわ。ホームドクター制度も一長一短あるけど、こんな感じなんだというのがわかった。作者のモモさん、イタリアで凄く愛されてるなぁというのがとてもよく伝わった。2020/08/21
りょう
4
47歳で、イタリアに暮らしてる著者にガン宣告。イタリアで、手術して、放射線治療をすることになったあれこれ。ポジティブでお節介なほど人のいいイタリアの人たちの励まし。うんうん、よかったなあ。元気で日本に行き、またイタリアに戻れてよかった。夫さんが優しくて、けなげで、いい人だわあ!2017/12/04
おでんくん
4
イタリア人の情の厚さとその表現のストレートさにキュンとした。 入院中のメニュー選べたり、抗がん剤治療中におやつ配られたり。病人は食事管理がっちりされて病院に入院して治療する日本とはまた違う。新鮮に感じた。2016/01/06
wealth
3
「こもってちゃダメ!」て外に引きずり出す友人、わかってるなぁ、と思いました。嫌だって言われてもひるまない強さって、日本人にはあんまりないよなって思いました。イタリア人つえぇ。医療と併せて医療じゃない治療が充実してて、素敵なコミックエッセイでした。イタリア人の「不吉な事言うと不運が寄ってくる」て考え方も、わかってるなぁ、と。2014/02/24
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