出版社内容情報
写真と対話。60年代生まれの2人が織り成す「時代」の記憶。
重松清氏の書き下ろしコラム&対話も収録。
写真と対話。60年代生まれの2人が織り成す「時代」の記憶。
60年代、70年代、80年代、90年代、00年代、
そして2011年3月11日以降の「風景と時代」を描写した写真対話集。
丸田氏の鋭い視点が問いかける、
見知らぬ過去と懐かしい未来風景が交錯する写真の数々。
重松清氏による書き下ろしコラム&対話も収録。
【編集者からのコメント】
日常の風景に埋め込まれた「時代の記憶」を呼び覚まし、
見る者に何かを問いかける写真たち。
時代と共に生きてきたモノ、現役を退いたモノ、廃れた町や建物……。
それぞれの物語が強烈な意思を持って立ち昇ってきます。
各章末に収録された重松清氏の書き下ろしコラムも魅力。
60年代生まれの2人による対話ページも読み応えたっぷりです。
【著者紹介】
写真家。1964年東京都新宿区生まれ。1987年東映株式会社入社。
1992年より写真専業に。主に廃墟、廃線、少女、懐かしい町なみなどを撮影。
1994年、廃墟写真集『棄景 廃墟への旅』で日本写真協会新人賞受賞。
現在、和光大学表現学部で講師も務める。写真集に、『棄景origin』『棄景V』(自由国民社)、
『少女物語 棄景IV』(春秋社)、『廃電車レクイエム』(岩波書店)、『めくるたび』(小学館)、
『廃道 棄てられし道』(実業之日本社)他がある。
内容説明
写真と対話。60年代生まれの2人が織り成す「時代」の記憶。
目次
第1章 六〇年代から七〇年代前半―世界はとうに終わっていた
第2章 七〇年代中盤―新品時代の終焉
第3章 七〇年代後半から八〇年代―ゴミの上の夢の国の時代
第4章 八〇年代から九〇年代―個人攻撃の時代
第5章 九〇年代から〇〇年代―記憶を上書きする時代
未来章 二〇一一年三月一一日以降―懐かしい未来、見知らぬ過去
著者等紹介
丸田祥三[マルタショウゾウ]
写真家。1964年東京都新宿区生まれ。1987年東映株式会社入社。1992年より写真専業に。主に廃墟、廃線、少女、懐かしい町なみなどを撮影。1994年、廃墟写真集『棄景―廃墟への旅』で日本写真協会新人賞受賞。現在、和光大学表現学部で講師も務める
重松清[シゲマツキヨシ]
小説家。1963年、岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。1991年『ビフォア・ラン』(KKベストセラーズ)でデビュー。1999年『ナイフ』(新潮社)で坪田譲治文学賞を、『エイジ』(朝日新聞社)で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』(新潮社)で直木賞、また2010年には『十字架』(講談社)で吉川英治文学賞を受賞する。現代の家族を描くことを大きなテーマとし、話題作を次々に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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保山ひャン
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