竹書房怪談文庫<br> 怪談禁事録 朝が来ない

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竹書房怪談文庫
怪談禁事録 朝が来ない

  • 著者名:営業のK【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 竹書房(2024/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801942738

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内容説明

禁忌を暴き、恐怖を浴びる!

見てはならぬモノ。行ってはならぬ場所。
禁忌には必ず隠された理由がある。それも恐ろしい理由が……。

◆東北の寒村で年に一度山から下りてくる狐面の行列。訪いを受けた家は…「山からやって来るモノ」
◆朝目覚めると娘の全身に無数の噛み傷。原因は一族の血筋に…?「狗神というもの」
◆山陰地方の入山禁止の山。人を喰うバケモノが棲むと言うのだが、騙されて踏み入った少年は…「ころがりわらし」
◆夜、海辺でキャンプをしていると、沖のほうから無人の小舟がやってきて…「舟葬」
◆財布の中に突如現れ、忽然と消えた白い紙。翌日、彼女の世界は光を失ってしまい…「朝が来ない」
◆夜、出かけて行く母と入れ違いに布団に入って来る老婆の歌う不気味な子守歌…「子守歌」
◆古民家に使われていた立派な柱を新居に使ったところ起こる怪異。実はとんでもない曰くが…「大柱だけ残した」
◆樹上で過ごすの恐怖の一夜。不気味な女が囁く「はむか、のむか」の意味とは…「サバイバルキャンプ」

他、著者渾身の取材による本能がアラートを発する最新最凶怪談全25話!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

eyemu

10
タイトルの話。 なぜ、人は夜中のチャイムに出るのかな。 私だったら絶対に出ないけど。 たぶん、そこからもう始まっているんだろうね。 朝が来ない。 いつも薄暗い。 そんな世界になってしまったら、耐えられない。 そう思って読んだ。2025/01/16

tow

8
なんだか上から目線の、ほら、怖いだろ?って言われてる感に溢れた一冊。2025/01/02

真夏日和

3
一個一個長くて読み応えがありました。 特に『精神科医の憂鬱』が怖すぎた。 怪異は否定されたら抗議してくるんやなーと思ったわけで、例えばのはなし、怪異には元々の本意みたいなのはあるんやろうかとか考え出したらヤバさをどの時点で把握できるかわからへんなと怖くなりました。 怪異の本意なんてまじであるのか。 なんとなく怪異ってまっすぐってイメージなんだけど、まっすぐにしか来ないとかじゃなくてヒトじゃないから脅かすとかそういうのはないと思ってた。2025/02/26

みかん猫

1
作者の一人称が『俺』で書かれる実話怪談。怖いのだけど、この手の本で『俺』と書かれると作者の存在感が強くなっちゃって違和感あるのだよなあ。2025/02/12

日常茶飯事#1117

1
怖い話の作家さんでいちばん好きなのが営業のKさんです。13作品目だということで、さすがに石川県や北陸限定の話だけではなくなりましたがいい感じです笑。 理不尽な怖さが相変わらずで次回作も是非読みたいです。2025/01/01

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