内容説明
神保町で探偵事務所を営む甲斐貴己には、可愛いトイプードルの相棒・マカロンがいる。その中身は殉職した元刑事の三上であり、カイにだけは不思議と彼が喋る言葉が分かるのだ。マカロン(三上)は飼い主であるヤクザの若頭・若林に溺愛されており、カイはマカロンを毎日送り迎えしてくる若林におびえる日々を送っていた。ある朝、近所でカレー屋を営むカイの友人・林が尋常ではない様子で事務所を訪れる。林に乞われるがままなけなしの有り金を貸したカイだったが、林が立ち去った後、ニュースで林が殺人事件の容疑者になっていることを知り…!? 探偵と犬、時々ヤクザの、キュートマイルドなバディミステリー第二弾!
目次
1 相変わらず愛が重い
2 賄賂はロマネ・コンティ
3 翔んで群馬?
4 餅は餅屋……と言っていいのか
5 友情か記者魂か
6 事件はホテルのスイートで起こっている
7 『友情』とは
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
18
さくさくと♪2作目なので、1作目ほどのインパクトはなかったものの、マカロンちゃん最強ですね。みんなメロメロ。2025/03/17
Mayrin
9
1から続けて読みました。今回も読みやすかった。マカロン、どんだけかわいいのかな?2025/02/13
栗山いなり
9
元刑事の探偵と犬に転生した刑事時代の相棒が友人が巻き込まれた事件の解決に挑むミステリー小説シリーズ第2巻。この人の作品って文章力があるせいかすごく読みやすくてサクサク読めるし今回結構刑事ドラマな内容で良かったし笑える所もあったりで盛りだくさんだった2025/01/04
☆Ruy
9
1も家にあるはずだけど未読。殉職した刑事が転生したのはヤクザの飼い犬マカロン。刑事を辞め探偵になった元相棒とマカロンが事件を解決する。転生ものと侮る勿れ。ヤクザの若林のマカロンの溺愛ぶりは笑える。でも愛犬家さんはあんな感じなのかな? 探偵の甲斐の友達のカレー屋の林が殺人の容疑者に。林の為に奔走するけどちょっと頼りない。マカロンと若林の方が有能。ヤクザだけどマカロンの頼みならなんでも聞いてくれる若林はもはやマカロンの犬状態(笑)シリーズ3もありかな?期待してる。2024/12/31
へへろ~本舗
3
やった、2巻目!三上マカロンちゃんが遠い目になりながら頑張ってる姿、涙無しでは語れないww2024/12/22
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