内容説明
親友の殉職を機に警察を辞め、探偵事務所で働く甲斐貴己。そんなある日、一匹のトイプードルが事務所を訪れた。かわいらしいトイプードルは突如人間の言葉を喋ったかと思うと、「俺の前世はお前の親友の三上だ」と語りだした。自分を殺した真犯人を一緒に探して欲しいという三上(犬)。そこへ、彼を「マカロンちゃん」と呼ぶヤクザの若頭・若林が乗り込んで来て…!? 探偵と犬、時々ヤクザのふわもこバディミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
辺辺
7
図書館本。レーター狙い。奈良さんの表紙と扉絵だけしかなかったのが残念ですね。お話は、申し訳ないけど、この作家さとの相性があまり良くないので割愛。2024/01/21
栗山いなり
6
親友の殉職をきっかけに警察を辞めた探偵と犬に転生したと語るその親友が中心となって展開される探偵小説。この作者お馴染みのサクサク読めるテンポの良さは健在。ヤクザの犬絡みのセリフはちょっと笑ってしまった2024/01/08
あずとも
6
元刑事の探偵・甲斐の前にかつて殉職した親友の生まれ変わりだという人の言葉を話すトイプードルが現れる。しかもその飼い主が。なかなかありえない設定で愛犬家あるあるも盛り込まれていたりとサクッと楽しく読了。2023/12/24
Masashi Matsuba
5
犬として生まれて、ある時突然記憶が蘇ったという設定がかなり新鮮。かつての相棒に協力を求めて、殉職の謎を暴くという所に、飼い主のヤクザの若頭も加わってのドタバタ劇が面白い。何かこの巻は説明もあったせいか、割にあっさりした終わり方。次巻からはきっとドタバタコメディになるに違いない。2024/02/14
へへろ~本舗
4
めっちゃ面白かった!トイプードル(中身は30歳の男性)と愛が重すぎるヤクザの飼い主!主人公の探偵が霞んでしまってる。2023/12/27