母という呪縛 娘という牢獄（１）

著者名：齊藤彩【原作】/Ｓａｔｏ君【著】

講談社（2025/01発売）

• ISBN：9784065378922

内容説明

【無料試し読み閲覧期間2025/7/30～2025/8/12】
これは実話を基にした物語である。
河川敷で頭部および四肢が切断された遺体が発見された。
凄惨な殺人事件の犯人は、宮川ひかり。
遺体となった母・宮川八重子の娘である。
母は娘に長年にわたり過剰な教育を受けさせていた。
ひかりは医学部の受験を繰り返し、
その浪人生活は9年にものぼった。
娘はいかにして、母を刺殺するに至ったのか。
重大事件までの宮川ひかりの半生とその後を紐解く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かなっち]

原作未読ですが、この事件のことはニュースで知っていました。この時に、教育虐待について色々と考えた覚えがあります。ニュースで9年の浪人生活と聞いて驚きましたが、今回コミックスで読み、想像を絶する母親からの過度な愛情という名の虐待に胸が苦しくなりました。それが絵で表現されると、自分が怒られたかのような感覚で驚愕するのです。幼い頃からされていた事なので皆も同じだと思い、同級生に話してドン引きされたエピソードが悲しくて。試験の点数が下がったら熱湯をかけられるとか、殺人が起こる前に誰か気付けなかったのでしょうか…。

2025/02/25

[あやめ]

話読みで。気づくと1巻分読んじゃった。ノンフィクションらしいけど、この辺まではまぁなくはない話？ こっからの壮絶な展開に期待したい✨

2025/05/11

[さくらん母]

本当の話？と思うくらい衝撃的でした。裁判長のあたたかい論告やお父様の支えに、こちらも、きゅっとなった心が解けていくようでした。

2024/12/05

[HIN]

怖すぎ。

2025/03/10