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内容説明
妖怪とは人間にとってどのような存在なのか――。歴史、風俗、伝説にあらわれ、日本人の心に明滅した妖怪の諸相を生き生きと描く。妖怪出現年表・妖怪分布地図附!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SOLVEIG
3
前半は石燕の『百鬼夜行』『稲生物怪録』(共に角川ソフィア文庫)を引っ張り出し眺めつつ読了。《座敷ワラシ》については結構「へ~!?」ってなって興味深かった。5章は妖怪についてではあるけれど少々視点(というか論点?)が変わったような印象を受けた――それはそれで面白かったけど。6章の神社・仏閣奇譚縁起はお初な事も色々知れた。どちらかというと仏閣の方が面白かったなと――神社の方ももっと色々ありそうだけど……。 巻末の《妖怪出現略年表》《分布地図》がかなり面白かった。解説で『幽☆遊☆白書』に触れてて思わずニヤリ。2025/05/21
なぎ
1
読みやすかったー!2025/07/27
Go Extreme
1
百鬼夜行ー『宇治拾遺物語』・妖怪の数が強調され具体的なイメージ乏しい 妖怪の可視化: 鳥山石燕の『画図・百鬼夜行』で多様な妖怪 妖怪にはユーモラスな描写も含まれる 妖怪の歴史: 奈良時代以前から妖多様な形態・神話と結びつく 他界との交差を象徴・人間の感情や文化反映 妖怪の変遷: 江戸時代に都市文化と結びつき表現が豊かに 妖怪は社会批判の要素を持つ 妖怪と人間: 恐怖や不安を具象化し・文化的信仰と密接に関連 現代における妖怪: ポップカルチャーで再解釈→現代の価値観を取り入れて進化2025/02/05
niz001
1
Ⅳ章までは興味深く読んでたがⅤ章でう~ん。2025/01/07
Mマジパン
0
1981年刊本の文庫化。平安朝以前の妖怪の起源から水木しげるによる昭和の妖怪ブームまでコンパクトに良くまとまっている。かなりマイナーなものまでどこかで見たり読んだりした記憶があるのは、日本人がどれだけ妖怪好きかということだろう。自然の中の不思議なもの、怖いけれど目が離せないもの、理屈に合わないもの(こと)に実体を与えて面白がることは一種の現実逃避だが、このココロを失うと日本人でなくなってしまうように思う。2025/03/27
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