森林利用学

著者名：吉岡拓如【著】/酒井秀夫【著】/岩岡正博【著】

丸善出版（2024/12発売）

• ISBN：9784621305003

内容説明

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森林利用学の基礎を豊富な図と表を用いて解説した教科書。歴史、労働科学、機械、林道、作業システム、バイオマス等を幅広く取り扱う。公務員試験等の各種試験の対策にも使えるよう、一部応用的な内容もカバーした。

目次

第1章　森林利用学概論
第2章　森林利用学の歴史
第3章　森林作業
第4章　林業機械1―可搬式機械と車両系機械―
第5章　林業機械2―架線系機械・ワイヤロープ・索張り方式と架空索理論―
第6章　森林作業の生産性とコスト
第7章　森林作業の安全
第8章　労働科学
第9章　森林作業と路網とのつながり
第10章　路網計画
第11章　林道の構造
第12章　林道の設計
第13章　林道の施工・維持管理

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Schuhschnabel]

森林作業システム学、森林土木学を中心に、森林資源の利用に関係する分野を詰め込んだ教科書。公務員試験・技術士試験に重宝すること間違いなしだが、これを一読しただけで理解できる人はなかなかいないのではないか。専門用語がバンバン出てくるし、そもそも架空索の構造を実物を見ないで理解するのは困難だと思う。一方で、バイオマス利用に関する章については、供給側で何が問題になっているのか見通せる構成になっており、初学者にもわかりやすい。

2022/09/24