内容説明
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光電子分光法は光の粒子で電子を束縛状態から引き離し,固体中でのエネルギーと運動量を測定し,主に電子状態と原子の結合状態を測定する。光電子分光,とくに2次元光電子分光を用いる際に,解析,計算ができるよう,式や数値が丁寧に記載されている.本書は光電子が織りなす2次元放出角度分布の美しさを知り、活用するための手引きとなる.
目次
第1章 光電子分光の基礎
1.1 光電子分光から得られる情報
1.2 光と電子
1.3 光電子分光の展開
第2章 分光器と分析器
2.1 分光器とビームライン
2.2 電子分析器
2.3 投影法と座標変換
第3章 光励起過程と光電子放出角度分布
3.1 光励起と光電子放出
3.2 光電子放出角度分布
3.3 関連する諸手法
第4章 内殻励起
4.1 内殻光電子分光
4.2 光電子回折と原子立体写真
4.3 光電子ホログラフィー
4.4 X線吸収分光と磁気円二色性
4.5 回折分光法
第5章 価電子励起
5.1 価電子帯光電子分光
5.2 フェルミ準位と内部ポテンシャル
5.3 光電子構造因子と放出角度分布
5.4 分子軌道とバンド分散
5.5 価電子帯・フェルミ面マッピング
第6章 共鳴とエネルギー損失
6.1 共鳴光電子分光・回折
6.2 エネルギー損失電子のコントラスト反転回折模様
付録A 単位系と結晶構造
付録B 電磁気学の基礎
付録C 量子力学の基礎
付録D 散乱理論
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