日本人論・日本論の系譜

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日本人論・日本論の系譜

  • 著者名:石澤靖治【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 丸善出版(2024/12発売)
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  • ISBN:9784621052303

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内容説明

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終戦直後から現在まで、ヴェネディクト、ヴォーゲル、ウォルフレンなど多くの外国人が日本論・日本人論を著してきたが、そのなかで彼らは日本・日本人をどのように見てきたのだろうか。また、日本人はそれにどのように反応してきたのだろうか。本書はこれまでの代表的な日本論・日本人論を概観し分析することによって、これらの問題を考えてゆく。

目次

第一部 文化としての「日本人論」
1 ルース・ベネディクト『菊と刀』
2 中根千枝『タテ社会の人間関係』
3 土居健郎『「甘え」の構造』
4 エドウィン・O・ライシャワー『ザ・ジャパニーズ』
第二部「日本人論」から「日本論」へ
5 エズラ・ヴォーゲル『ジャパンアズナンバーワン』
6 チャーマーズ・ジョンソン『通産省と日本の奇跡』
第三部 リビジョニストの競演
リビショニストとは何か
7 クライド・プレストウィッツ『日米逆転』
8 ジェームズ・ファローズ『日本封じ込め』
9 カレル・ヴァン・ウォルフレン『日本/権力構造の謎』
リビジョニストの六要素
第四部 世界中で繰り広げられた「日本論」時代
10 ポール・ケネディ『大国の興亡』
11 MIT産業生産性調査委員会『メイドインアメリカ』
12 ローラ・D・タイソン『誰が誰を叩いているのか』
13 ビル・エモット『日はまた沈む』
14 ポール・クルーグマン『経済政策を売り歩く人々』
第五部 そして再び「日本人論」へ
15 野口悠紀雄『一九四〇年体制』
16 榊原英資『文明としての日本型資本主義』
文献一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

18
戦後に書かれた書物を総括的に捉えシステマチックに日本人と日本論を分析。 時系列に、書かれている題材も内容も変化していくが、それは日本の世界での位置付けであり、経済発展によるものであり、ネガティブな面も見て取れる。良くまとまっており、日本論を調べるとき参考になる。内容: 菊と刀、タテ社会の人間関係、甘えの構造、ザ・ジャパニーズ(ライシャワー)、ジャパンアズナンバーワン、通産省と日本の奇跡、ウォルフレン、大国の興亡、メイドインアメリカ、ポール・クルーグマン、榊原英資など 2016/01/07

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