支倉六右衛門と西欧使節

個数:1
紙書籍版価格
¥683
  • 電子書籍

支倉六右衛門と西欧使節

  • 著者名:田中英道【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 丸善出版(2024/12発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784621051108

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

一七世紀初め、なぜ太平洋、大西洋を越えてローマ法王のもとに、支倉六右衛門を大使とする使節が送られたか。徳川家康のキリシタン弾圧の嵐の中で、どのような判断が伊達政宗にあったのか。ソテロの役割とは何であったか。ローマに残る肖像画と壁画から説き、これまで「悲運の使節」と呼ばれたこの使節の歴史文書を洗い直し、党派的なイエズス会の非難文書を批判して、使節の意義を明確にしたことで話題となった書。

目次

プロローグ
第一章 ローマの二つの支倉の絵画
第二章 伊達政宗、支倉六右衛門、そしてサン・ファン・バウティスタ号
第三章 ソテロという人物
第四章 なぜ使節が送られたか
第五章 サン・ファン・バウティスタ号の出発
第六章 ローマの支倉使節
第七章 ローマで見たもの
第八章 使節の帰路
エピローグ
あとがき
主な参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

呑司 ゛クリケット“苅岡

2
菩提寺に支倉六右衛門の墓があるので気になっていた本。伊達政宗が大いに徳川家康を気にしながら送った使節団だが。何を得て、何を得られなかったのかが分かる。スペイン国王には格下ですよと謙りキリスト教の庇護の下に置いて欲しいと願い出る。西欧諸国はキリスト教で懐柔しては占領を画策する。歴史を俯瞰しても本心はまだまだ見えて来ない。何故か今日の世界情勢と似ているように思える。2025/04/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/582449
  • ご注意事項

最近チェックした商品