日経ビジネス人文庫<br> 教養としてのインテリジェンス エピソードで学ぶ諜報の世界史

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日経ビジネス人文庫
教養としてのインテリジェンス エピソードで学ぶ諜報の世界史

  • 著者名:小谷賢【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 日経BP(2024/12発売)
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  • ISBN:9784296121168

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内容説明

古代世界では、戦争においても情報収集より神々の信託という占いが行動基準となっていた。紀元前4世紀に活躍したアテナイの名将クセノポンは、デルフォイの信託によって大軍をシチリア島に派遣する作戦を実施して無残な失敗に終わった。これに対し、『孫子』では、戦争における占いを完全に否定している。カエサルは情報を重視したことで知られ、情報の秘匿にも力を入れた。アルファベットの「A→B」という具合に1字づつ置き換える換字式暗号を編み出し、これは「シーザー(カエサル)暗号」と呼ばれる。情報収集には、公開情報による「オシント」、人的接触による「ヒューミント」という従来からの手法に加え、衛星画像や航空写真による「イミント」、イミントと地理空間情報から作成される「ジオイント」などがある。こうした最新テクノロジーの話も満載。本書は、月刊雑誌「Wedge(ウェッジ)」2021年4月号から2024年5月号までの連載をベースに加筆・修正したものだ。

目次

はじめに 
第1章インテリジェンスとは 
1・インテリジェンスと情報 
2・インテリジェンス・コミュニティ 
3・インテリジェンス・サイクル  

第2章 世界各国のインテリエンス 
1・今だから押さえたい「インテリジェンス」の本質」 
2・世界の情報を牛耳るファイブ・アイズってなんだ!?
3・映画『007』とは違う! 英国「MI6」の世界 
4・世界に築かれた大英帝国の諜報網 
5・まさに「命懸け」! 米国を守るCIAの実態(以下、略)

第3章 インテリジェンスの世界史 
1・古代ギリシャにみるインテリジェンスの礎 
2・古代ローマの歴代皇帝にみるインテリジェンス軽視の結末 
3・「秘密国家」ベネチアはいかにして国を守ったか 
4・幾多の危機から国を守ったイングランドの凄腕宰相 
5・米国独立の裏側で暗躍した3人の「インテリジェンスの父」 
6・ナポレオンとロスチャイルド 命運を分けた「情報」
7・秘密警察が阻止したマルクスの共産主義革命(以下、略)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tsune105

8
歴史、各国の特徴、事件、インテリジェンスの定義、氏の知見が凝縮されている。 米英を中心とした情報収集の協力関係であるファイブアイズの存在を知ったが、西側陣営の日独に対しても情報収集する実態こそが、インテリジェンスの世界を象徴しているであろう。 1テーマ1エッセイのため、目次の気になるところだけ読むだけでも手軽に知識を得れるのもいい。2025/03/06

Kelevra Slevin

2
副題で「エピソードで学ぶ諜報の世界史」とあることから読む前は小話的なスパイ列伝かとおもったが(そういう話も一部あります)、インテリジェンスの定義に始まり各国の諜報機関の歴史や成功談あるいは失敗談など各話短くそれでもビビッドに描写されていて飽きることなく読み切れた。私のようなインテリジェンスに明るくない人間に向けたインテリジェンスの入門書として適当と思う。2025/01/17

ゆんろん

0
まさに「エピソードで学ぶ諜報の世界史」。経緯からすると仕方のない面もあるが、もう少しずつ深掘りがあると、より学びがあったのかも、と思えた。(まあ、無い物ねだりかも知れない。)豊富な参考文献を見ていると、馴染みのある物が少々、それ以外が膨大で、この小書に採りあげられているのは、ほんとにエッセンスなんだなあと感じた。個人的には、もっと歯ごたえのある本に取り組みべきタイミングなのかも。2025/06/11

たかひー

0
★★★★ わかりやすかったこともあり面白く読めた。大きな歴史の裏にはインテリジェンスが関係した実例などは興味深い。日本ももう少しインテリジェンスの分野に投資をしないと国益が損なわれる一方では。2025/05/11

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