内容説明
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漢方薬は西洋薬に比べ副作用が少ないように思われがちですが、実際には様々な副作用の事例が報告されています。最近では、身近な生薬の黄連・黄柏に発がん性が証明され、その機序や遺伝子毒性が明らかになったり、腸間膜静脈硬化症という疾患が生薬の山梔子の慢性中毒で起こることが明らかになったりしています。本書は、そのような副作用がなぜ起こるのか、またそれを防ぐための対策などを、多数の事例とともにまとめたもので、わが国で初めての副作用のレファレンスです。漢方薬を処方する医師・薬剤師はもとより、漢方薬を飲んでいる患者の方々にも役立つ一冊です。
目次
◆ 第 I 部
1.黄連,黄柏,ヒドラスチス根,コロンボ根
2.山梔子,地黄,杜仲
3.オウゴン
4.甘草
5.麻黄,枳実,陳皮
6.芍薬,牡丹皮,白蘚皮
7.当帰,センキュウ
8.人参,紅参(紅蔘)
9.桂皮,桂枝
10.大黄,センナ,センナジツ
◆ 第 II 部
1.茯苓,猪苓,霊芝,桑黄
2.蟾蜍,蟾酥
3.蛇胆,反鼻
4.地黄,玄参
5.インチンコウ
6.半夏
7.防已
8.黄耆
9.何首烏
10.タクゴ,款冬花
11.雷公藤,丁公藤
12.八角蓮,桃児七
13.山豆根,苦参
14.丹参,白丁花,白馬骨
15.一位
16.枸杞子,地骨皮,枸杞葉
◆ 第 III 部
1.烏頭,附子
2.防已,木通,細辛-漢方薬腎症
3.巴豆
4.蒼耳子
5.ボクソク,桜皮
6.桑白皮,桑椹
7.石蓮花
8.南天実
9.金不換,延胡索
10.鉤吻
11.白屈菜
12.ヨクイニン
13.ハンミョウ
14.補骨脂
15.蒼朮,白朮,地膚子
16.藤擬き,芫花,馬鈴草
17.鍼木鬚,オノニス根
18.青黛
付録1 医療用漢方製剤と成分生薬
付録2 医療用漢方製剤の発売元別の成分生薬の異同と添付文書情報
付録3 医療用漢方製剤の隠れ漢方薬
付録4 生薬とその起源,配合製剤
索引
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