ＩＮＮＵ（１）

著者名：大沼隆揮【原作】/小丸ひかり【著】

講談社（2024/12発売）

• ISBN：9784065376065

内容説明

ここは東京、浅草。隅田川の河川敷に一匹のパグが捨てられていた。女子高生サリーちゃんはその犬にイッヌと名付けるが、彼――イッヌはなぜか喋れてなぜか強い、最強の犬だった！サリーちゃんとの約束で「普通の犬」として暮らすことになったイッヌだが、ヤクザの娘であるサリーちゃんの周囲には危険な奴らが集まって来て‥‥！？イッヌとサリーちゃんの波瀾万丈な日常が今はじまる――！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[歩月るな]

ワクワクワンワン人情噺。人語を話す最強のパグ（イッヌ）が組長の娘に拾われ、人の情に触れながら壮絶アクションを繰り広げる、パグコメディ。普通の環境じゃないから友達が出来ないと言うサリーちゃんも良い子なので、イッヌを介して人との繋がりを得ていく流れも、用心棒ものとしても道理を通している。サリーちゃんが抗争に巻き込まれたりする展開ながら、その宿敵はこの巻で潰してしまう。となれば新たなる敵が現れるは必定、次巻、おそらく超展開。

2025/02/24

[こーじ]

ハードボイルドな喋るパグが、ヤクザのご令嬢に拾われて、ふつうの犬として活躍する話。犬の経歴は不明で、本当はどこかの軍の軍曹が薬とかで犬にされてるとか、軍事実験で知能やとてつもないパワーを持つことになったとか、現段階では予想される。　　　犬、かっこいい…。

2025/01/13

[池野恋太郎]

やたら強いパグの漫画。色々とおかしい所はあるけど気にならないぐらいに面白い。

2024/12/17

[yom]

身体能力の高い喋る犬がヤクザの娘に拾われ暗躍するギャグ漫画。ウケそうな要素モリモリ。だけど印象としてはワチャワチャしてる。展開と絵が粗くメリハリがないから緊張感もない。ハードボイルドなキメもギャップが効いてない。描写こそ青年誌だけどノリは少年誌っぽい、というかジャンプ。キルアオ、サカモト、しのびごと的な。個人的にはあんまりだったけど、売れる要素がある分、人気は出るのかなぁ。

2025/05/02