内容説明
双子の女子高校生フレアとクレアは、弓道部の仲間の夜霧咲の生命を護るため、年上のボーイフレンドー出有特馬、山本新悟とともに、夜霧邸内の弓道場で武装する。
待つこと24時間…。ブジに夜霧咲を護り通せたと安墸した矢先、事件は始まる。
敷地面積1000坪の夜霧邸を護る1000人もの凄腕ボディガードが次々に殺害され、ついに敵の魔の手はフレアたちにも迫るー。
謎めいた敵の人数は?攻撃の方法は?
大説家・清涼院流水が入魂の書き下ろしで贈る、掟破りの「館ミステリー」!
新たなショウが、今、幕を開ける。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水理堂
2
期待していた私はバカ2024/07/24
ビスコ
2
見開き1ページで1つのチャプターという、圧倒的ハイスピードなとくまシリーズ二冊目。館ミステリというより、館内サスペンスという方が正しい気が…… 回収されない伏線、投げっぱなしとも思える結末など、単独だとやや批判できる部分はあるものの(ただしそれらは流水氏の計算の中とのこと)、続く三巻もあるので問題なし。 「とくまでやる」もそうだけど、後書きが妙に心に残る。流水大説における人生の苦難は異常すぎるが、歴史に残る天災はすべて、以前の常識からすれば異常すぎる出来事。これは心に留めておきたい言葉。2015/05/17
なつのおすすめあにめ
1
1000人殺し、唐突な身内の裏切り、事件の解決や複線の処理を(強引な(ゴーイングマイウェイ的な))言葉遊びにて行う。あまつさえソレを「館ミステリ」として扱う。つまりはいつもの流水大説デアル。阪神・淡路大震災に作られた作家の作品を新潟県中越地震&新潟県中越沖地震をモロにくらった読者(私)とイラストレーターさん。今年もまた地震が起きました。圧倒的な「リアル」を前にしたときの、「フィクション」として読むと、なるほど、となる。そこいらの「リアルっぽいフィクション」じゃあ「現実」に負けてしまう。無駄こそ人生よ。2011/11/23
wm_09
1
ページ右下で殺人カウント。今回は千人殺し。割とドキドキしながら読めたけど、これは「館ミステリー」とは言わないと思うんだ。(清)2010/08/19
アレ
0
なんじゃこりゃ(微細な好意を含む)2010/11/16