ドクターイエロー&East i 新幹線事業用車両徹底ガイド 改訂版

著者名：新幹線EX編集部【編集】

イカロス出版（2024/11発売）

• ISBN：9784802215244

内容説明

2025年1月に、2編成あるうちの1編成が引退する、923形（通称ドクターイエロー）を中心に、おもにJR東日本の新幹線区間を検測するE926形（通称East i）など、新幹線の安全運行に欠かせない検測車両を徹底的に紹介する一冊です。
そのほかにも、かつて活躍していた検測車両や、新幹線の保守作業に使われていた事業用車両も、貴重な写真と資料で解説。この一冊があれば、検測車両をふくむ事業用車両のすべてを知ることができます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[えすてい]

鉄道ピクトリアル2025年1月号が「新幹線の事業用車」特集であるが、こちらも負けず劣らず新幹線の事業用車に特化した一冊だ。鉄道ピクトリアルが東海道山陽新幹線の922形の写真も多いのに対し、こちらは922形の写真は少なく、923形やE926形を詳しく解剖。しかし、新幹線車内画像がモザイク処理される今、よく中の取材が許されたものである。さらに、後半部は東海道新幹線で使われた事業用車特集ページであるが、鉄道ピクトリアルと違って形式図が載っている。911形ディーゼル機関車には運転台写真があるのも珍しい。

2024/12/04

[えすてい]

新幹線の事業用車は、ドクターイエローを別格例外扱いとすると、鉄道書籍ですらなかなかネタにされることのないテーマだし、それが国鉄時代や平成初期のものだとなおさら「マニアック」である。さて、自分は「新幹線なるほど発見デー」で浜松工場の片隅に展示されていた911形ディーゼル機関車を間近で見て運転室ドアによじ登ったことがあるが、兎に角「高い」車高だったと覚えている。勿論「巨体」だった。解体を目前に控えた時期だと思われるが、除籍後もよくすぐに解体されたなかったものだ。939-202、児童向け本に載ってたな。

2024/12/25