ティアムーン帝国物語１７～断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー～【電子書籍限定書き下ろしSS付き】

著者名：餅月望【著】/Gilse【イラスト】

TOブックス（2025/01発売）

• ISBN：9784867944295

内容説明

【電子書籍限定書き下ろしSS】付き！
　「わたくし達が未来を照らす灯になりますわ！」
シリーズ累計245万部突破！（紙＋電子）
元ポンコツ姫の歴史改変ファンタジー第17巻！
各配信サイトにてTVアニメ絶賛配信中！
コミックス最新刊も同時発売！

収録書き下ろし「その灯は未だ消えず　～ケーキの灯台と、永遠の謎と～」
収録書き下ろし「その灯は未だ消えず　～幻の灯台を見上げて～」
収録書き下ろし「その灯は未だ消えず　～ミーア姫、オーパーツに出逢う！～」
収録書き下ろし「その灯は未だ消えず　～栄光の船出は、叡智の導きと共に～」


【あらすじ】

国王暗殺の嫌疑で投獄中のオウラニア姫が消えた。誘拐か逃亡か、はたまた『蛇』の罠か。彼女が処刑される未来を知るミーアは、ガヌドス王を牽制し、ヴァイサリアン族の蜂起を止めるため、元老議会へと乗り込むことに。だが、議員たちは歓迎を超えて、問題丸投げモードだった!?　叡智の名の下に重～い期待を背負わされた小心者姫【チキンハートプリンセス】は、思わず問いかける──「国とはなんぞや？」と。放置された問題へと民らが手を伸ばし、虚無に囚われた父娘が決別を図る時、元わがまま姫の旗の下で国が再び動き出す！　　「わたくし達が未来を照らす灯になりますわ！」 元・ポンコツ姫（現・師匠）の歴史改変ファンタジー第17巻！　書き下ろし番外編4本&おまけミーアの日記帳＆描き下ろし四コマ収録！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サンゴ]

具体案の提示を求められたら困るか

2025/03/02

[ダリア]

オーディブルにて。ガヌドス編終了。ミーアの綱渡りな問題解決はいつもの通りなのだが、今回はオウラニア姫の成長が印象に残った。ティアムーン帝国物語では珍しく、娘ラブでないガヌドス王。でも、息子は溺愛しているのだから、根本は同じなのかもしれないけれど。その父親に対するオウラニア姫の赦しはなかなか出来るもんではない。とはいえ、今後、オウラニアは父親に対して無関心になるような気はする。愛の反対は無関心とはよく言ったものだ。しかし、ガヌドスは属国にはならなかったが、ミーア教に入ってしまっているような？

2025/08/08

[プリムローズ]

オウラニア姫の株がぐぐっと上がった巻。「復讐とは時間の浪費。最高の復讐は幸せになること。」と語ることはたやすいが実行は難しい。しっかりと立ち直り、前を向く姿勢は見習いたい。ミーナの演説も、胸に打たれた。苦労知らずの我儘姫ではなく、前世でめちゃくちゃ苦労したからの説得力。不幸や苦労は、人を強くし成長させる。嫌な目に遭ったと愚痴るのではなく、糧に出来たらなあと思わされた。あと、トンデモ灯台、是非挿絵で見たかった（苦笑）

2025/04/29

[らっこ]

オウラニアのメイドの打算的小心者スタイルとお祖父様に助けられてるベルが妙に印象に残ってるかな。クリスマスカラーの表紙に反して、物語は怒涛の勢いで幕引きへと向かいます。国王がミステリアスだったわりに残念なお人でしたが、逆にオウラニアの強さが光った巻でしたね。心の拠り所をズタズタにされたら絶望しそうなのに…翻って厭世的な姿勢だったのを立ち直らせたミーアがすごいんだよな…ほんとうに?!

2025/05/03

[hiranovels]

応援書店SSの厚さに驚きました。

2025/01/20