内容説明
2029年、科学警察研究所の研究者・逆神は、警察庁副長官の木戸から3つの異なる事件の検証を命じられる。いずれも日本海側の各県で起きた奇妙な事件だが、一見すると何の繋がりも脈絡もないものだった。逆神は自らが率いる情報科学第四研究室をあげて解明に挑むものの、それは、東アジアの安全保障をも脅かす巨大な謀略の端緒にすぎなかった――。現役AI研究者にして、直木賞候補作家が、AI捜査を武器に、敵対国家、テロリスト、犯罪者を取り締まる「超知能警察」の活躍を描く次世代警察小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mayu
24
初読み作家さん。AI×警察小説、科警研の研究者に突如与えられた3つの事件の真相解明。ストリートチルドレン、防衛省の連続不審死、卒業アルバム損壊という一見関連性のない事件が繋がった時見えてくるのは国家に繋がるあまりにも大きな問題だった…。AIは使い方によっては兵器にもなる事にとても恐怖を感じた。でもジーブスというAIアシスタントに助けられて捜査が進むのも事実。AIを駆使した捜査も興味深かった。最初は難しい専門用語や政治的問題など複雑な説明が多くて挫折しそうになりながらも、読んで良かったと思える作品だった。2025/01/15
こぼこぼ
1
倫理観が低い(持っていない)相手とどう戦うのか,結構根源的な問いを突きつけてくる。これは続編が読みたい作品。2024/12/24
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