内容説明
いきなりステージ4すい臓癌で突然の余命4か月告知。
あした死ぬことがわかった私は終活をはじめた。
モノ、時間、お金、死を目前にしたとき、なにを始めたのか。
著者、渾身の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レモングラス
91
人生で一番大事なモノは教養。教養とは自由に生きるための技術のことで、学問的な知識があるとかないとかいう話ではない。幸せに生きるためには、暮らしに役立つ知恵を備えていることが大切。共感して読みました。お父様他界の後、森永卓郎さんは苦労されたとか。遺産分割協議や相続税の申告は、故人の死亡届けを提出してから10ヶ月以内にと法律で定められているが、膨大な手続きで時間がかかったこと。お父様の入院時には、慢性患者の入院日数は6ヶ月までのルールに苦しめられたこと、ご自身の死を予測したお母様のこと、読み応えありました。2025/08/16
読特
79
「君は薔薇より美しい」。最期に出演したラジオ番組で歌を唄い、行けるとこまで行くと宣言する。余命宣告からの精力的な活動。駆け抜けて逝った。徒党は組まず、他人を巻き込まず、一人で戦い、自分が楽しむ。仲間を作ることは仲間外れを作ること。自分の問題は自分で解決する。死に向き合うのは孤独な作業。その覚悟が何より大事な”身辺整理”。誰もいないビーチで、深く紫煙を吸いながらこと切れる。その構想は叶わなかった。死後の世界はない、ただ消えるだけという死生観。それでも、ご冥福はお祈りしたい。残されて、今を生きている者として。2025/03/05
こも 旧柏バカ一代
61
父親の介護は奥さんが1人で苦労したらしい。他人の父親を面倒見させられるって、、その時の支払いは父親の資産から支払わなければあとの相続で苦労するとは、、自身の資産は何千万と減り、父親の資産がキープされて遺産相続の税金を支払わされたというのは本気でショックだと思う。そうならないためにも親の資産を消費させてからの方が、、聞き出す自信が無いわ。本はほぼ電子化してるから捨てる本は本棚にある物だけだな。ほぼ手にしないから捨てても良いのかもしれない。後は農業する時間がどう頑張っても作れない。今の仕事と相性が悪い。残念。2024/10/15
みこ
55
本屋でこのタイミングでこの作者のこのタイトルを見たら手に取らないわけにはいかない。死は誰にでも訪れるものだから受け入れる受け入れないの問題ではないのだが、それがもう目の前に迫っていると突き付けられた時、果たして森永氏のように達観できるだろうか。飄々としたいじられオジサンというイメージだったが、一本芯の通った格好良いオジサンだった。2025/02/11
涼
51
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-31e736.html 2月末に亡くなられたことを知って、本書を読んでみようと思ったのでした。2025/04/14
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