大正學生愛妻家(1)

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大正學生愛妻家(1)

  • 著者名:粥川すず【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2024/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065374580

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内容説明

【無料試し読み閲覧期間2025/12/15~2025/12/28】
大正10年、東京市――。女中としてお屋敷で働く24歳のふきは、帝国第一高校進学のために帰京した橘家の子息・勇吾と再会。婚約が破談となっていたふきは、「嫁探し」を命じられているという勇吾の求婚を受けてしまう。結婚に親の許しが必要だった時代、健気な女中とエリート学生の身分差・年の差新婚生活が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシナーたかはし

25
読メンバーの感想に惹かれて購読、大正解!「うちの小さな女中さん」の派生。これ女性向けの雑誌連載かと思ったら、モーニングなんだ・・・以外2025/01/02

陸抗

22
女中と本家後継者の身分差と年の差婚。ふきが誰かに取られる前に囲い込みたかったけど、彼女の気持ちが追い付くまでは待とうとする勇吾はなんだか可愛い。2024/12/04

kenitirokikuti

14
SNSの第一話試し読みから。Amazonの「商品の説明/著者について」によると、〈オホーツク地方在住。大正時代、旧制高校をこよなく愛する。〉。物語の開始は大正10年の東京市。大正ものは関東大震災の発生という確定した未来を意識してしまうのだが、忘れて読むべきなのか迷っている▲ヒロイン童顔だが、ぼっちゃんより6歳上で、ジャンルは「経年ショタ」である。大正女中ものもいろいろバリエーションあるなぁ2024/11/23

takashi

11
身分違いの結婚、結婚から愛を育む。よくある話ではあるけど、再会から結婚までがハイスピードで周囲の理解も即なのは新鮮だった。書き加えた一文が後の火種になるのは想像できるが、そもそも養父の出した条件に合致する嫁もそうそういないだろうし、特に上流階級には。●あっさりとだったが呼び方を変えるのは何気に重要だったと思う。「ねえや」と「坊っちゃん」では夫婦気分になるはずもない。大正という時代設定も好きだし、初々しい関係も良かった。2025/08/31

幸音

9
6歳離れたねえや・ふき(亡き父親の借金返済中)と奉公先の坊っちゃん・勇吾(養子に出されている)が再会した途端に結婚。養父から出された結婚の条件(勇吾の捏造含む)に対して勇吾の両親揃って「ふきしかいない」と意見が一致したのが面白かった。余裕かと思えば、勇吾が年下の学生であり、並んで歩いても夫婦に見られないことに不満そうな一面も。お隣さんへの挨拶のために着替えた時の大人びた雰囲気がたまらない。強引に結婚話を進めたからこそ、同じ気持ちになるまで手を出さないことを決めている、純粋な気持ちを友人に吐露。続き楽しみ!2024/12/22

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