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内容説明
『ゴゴゴゴーゴーゴースト』蛭塚都、最新作
傷心のダメ女とオネエ幽霊の復讐劇を描いた 『ゴゴゴゴーゴーゴースト』 の著者・蛭塚 都最新作！
婚約指輪と素敵な結婚に憧れていたアラサーOL明智乱は、婚約者の裏切りにより夢も男も失った。
女子校時代にソフトボール部で青春を燃やした親友、ほむら・ケイと共に、愚痴をこぼしながら酒を飲む日々の中で、高校を卒業して10年、三人とも夢が叶っていない現実にショックを受ける。
更にほむらの余命が1年と判明。ほむらの夢を実現するべく、3人は一致団結。みんなで同居、会社も辞めて浅草で探偵事務所を開業することに。
仕事も男も夢も失ったけど、親友がいる！
成るか、人生大逆転！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
7
ソフトボール部で青春を燃やした女3人が、いろいろあって探偵事務所としてトリオ再結成する話。社会に出て人生ドン詰まった(ケイはそうでもないが)彼女たちだが、友人だけは一生もので色褪せなかったというのが良い。ここから人生大逆転というのに期待して読んでいる。2024/11/28
辺野錠
5
高校以来の友情で結びついた三人がどんな状況でもしたたかに生きていく姿に引き込まれた。主題の探偵のドラマもどんでん返しありでしっかりとしている。登場人物の寿命や失踪した先代探偵と引っ張る要素がちゃんとしているのも良かった所。舞台である浅草描写がリアルなのも楽しい（劇中の呉服屋実在するのね）。タイトルがソフトボール関連の言葉で統一されてるのも工夫されてる。2024/12/15
毎日が日曜日
5
★★★+2024/12/09
東晃
3
めちゃくちゃいい。どんな時でも逆転を決めてくれる親友が探偵やってるのとか本当に夢だと思う。また打てるといいなホームラン 星四つ2024/12/02
ぷほは
2
アラサー女子三人が探偵業を始めるというお話にとてもマッチした絵柄。萌え絵ではサマにならないし、濃すぎてもいけない。こういう調整がドラマやアニメでは難しいのだが、乾きすぎても湿り気が強すぎてもいけない、絶妙なバランスになっている。高校時代の共有体験と、その後の10年におけるそれぞれのライフコースの違いが少しずつ小出しに明らかになっていく、過去が2重化されているのも興味深い。私たちは日々の生活に疲れ始める年齢というものがある。しかし1年のタイムリミットがどうしようもなく提示される時、全力疾走の準備が完了する。2025/06/28
