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内容説明
『ザ・ファブル』南勝久先生、圧倒的絶賛!
生活(くらし)は底辺、暗殺(ころし)は至極。絶対致死の殺し屋伝説、開幕。
所持金333円。職業、殺し屋。貧困極まる生活に在るのは、空腹と任務のみ。腹が鳴ったら現れる、貧乏だけど屈強な漢・野島 良(のじまりょう)が、現実も虚構もぶち壊す―――
圧倒的リアリティーで描く、漆黒暗殺劇、始動!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷほは
2
ここで「リアリティ」として担保されているのは、食品や店舗などの消費社会論的な生活批判だろう。コンビニで取り放題のガムシロップ、ティッシュにつけるマヨネーズ、レンタル店のクレジットカードの未承認決済、馬券、缶のハイボール。そうした諸々が「溶ける弾丸」という必殺アイテムと結ばれる際に、そもそも「殺し屋」なる存在こそが現代社会の最も希少な消費財――発散し、発散される存在――であることが、ダークウェブ上に現れるという冒頭のシーンで既に示されている。そういう意味で「おとぎ話」としての『ファブル』とは似て非なる作品。2024/12/25
inaniwan
0
殺し屋漫画。帯にコメントを寄せた南先生の『ザ・ファブル』と違い、こちらの主人公は車や女にカネを使いこんでしまい、常にカツカツで殺し屋の仕事をしているというあたりが差別化ポイント、なのかな。ただ、バカそうな女や車にカネを使ってるので、ファブルみたいな可愛げがない。2025/07/03