講談社文庫<br> 京都四条 月岡サヨの板前茶屋

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講談社文庫
京都四条 月岡サヨの板前茶屋

  • 著者名:柏井壽【著】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 講談社(2024/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784065376287

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内容説明

〈ドラマ化『鴨川食堂』の人気作家がおくる、幕末京都時代小説〉

作家・「下鴨茶寮」主人 小山薫堂氏推薦!

粋を尽くした絶品料理と京の町に息づく人情。ああ、私もこんな茶屋に通いたい。
―岡崎琢磨氏(作家・シリーズ「珈琲店タレーランの事件簿」)

料理を作る目的はひとえに相手の心を豊かにするため。
料理屋そして京都文化を知り尽くした著者だから描けるハンナリ、
ほっこりの京情緒溢れる文章の中で、そんな一番大事なことを教えられました。
―森川裕之氏( 板前割烹「浜作」三代主人)

風情漂う京都の町と京ことばとお料理、そして十二支巡り。これぞ京都人の小説です。
―中澤めぐみ氏(「大垣書店京都本店」店長)

あらすじ)
駆け出しの落語家・桂飯朝の小噺のネタ元は、京都のとある古本屋でみつけた幕末のころの日記。
『小鍋茶屋の大福帳』と題された帳面には、若女将・月岡サヨの小料理屋での出来事が絵入りで
わかりやすく描かれている。おもてなしの成就を願い妙見菩薩へのお参りを欠かさない信心深いサヨの、
今宵のお客は幕末明治に名を馳せたあのお方。サヨは幸運で手に入れたレシピ本〈豆腐百珍〉から
とっておきの豆腐料理を披露し、お客と料理人が直に対面するカウンター式のお店にも驚かれる。
しかしお客の最後の一言は、サヨにとっては意外に手厳しいものだった。
麟太郎、小五郎、楳太郎、リョウさん……「お忍び」で茶屋に通う、あの志士や女たちの意外な横顔。
落語の小噺をまくらに、幕末の京都でひっそり繁盛した小料理屋をめぐるペーソスあふれる感動の時代小説。
(シリーズ第1作『京都四条 月岡サヨの小鍋茶屋』は講談社文庫から発売中)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hanna

6
シリーズ第2弾。世界初のカウンター割烹料理屋さん、その名も佳運多。料理に恋物語に、充実している毎日。2025/08/16

3
近江草津からひとり京都に出てきた月岡サヨが腕を振るうのは、幕末の古寺境内にある茶屋。昼は50組限定販売のおにぎりに相変わらず行列ができる。夜はついに新たな工夫をした普請が成り、世界初の対面カウンター形式の板前料理屋として更に成長していく。十二支妙見さんの御加護にもあずかりながら、幕末らしいお客様達を丁寧で独創的料理でもてなし、ひとつひとつの出会いを描いていく不思議で心温まる料理時代小説。危機に瀕したり恋に芽生えたりと毎日忙しい。2024/12/28

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