内容説明
〈ドラマ化『鴨川食堂』の人気作家、初めての幕末時代小説〉
土佐の楳太郎(うめたろう)に、しゃも鍋。
薩摩の「吉(きち)さん」には、黒豚鍋。
あの!? 傑物志士たちが登場!
「いやもうとにかく面白い、そして何より旨そうだ!
幕末の京を舞台に偉人怪人相手に繰り広げられるサヨの絶品料理。
さすがは京都の名物グルマン、調理の細部に至るまで描写と蘊蓄が完璧だ。
料理人必読」【13年連続ミシュラン三ッ星獲得】日本料理かんだ・神田裕行氏推薦!
幕末の京都、古寺『清壽庵』の境内にある「小鍋茶屋」は、月岡サヨがひとりで切り盛りする料理店。
昼は行列必至のおにぎり屋として繁盛し、夜は一日一組限定の鍋料理で口の肥えた客を満足させていた。
不穏な情勢のもと、逸品料理で心の安らぎを得た名だたる志士らがサヨに語る思いとは。
おもてなしを極めた美味なる傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
イトノコ
22
幕末の京都。非凡な料理の才能を持つ月岡サヨ。彼女の営むおにぎり店は、実は夜は予約制、一組限定の料理店。今宵も訳ありの客が店を訪れる。/物語うんぬんというより、とにかく料理がメインの短編集。坂本龍馬?や近藤勇?&土方歳三?など幕末の大物が次々と客として現れるが、そこで歴史の裏側が語られたりはあまりしない(笑)。基本的には料理に舌鼓をうって帰っていくだけである。ただ気になるのは、この時代の食生活ってどの程度のものだったんだろう?工夫に富んだ鮮やかな料理が提供されるが、庶民や下級武士が口にできたのだろうか?2023/01/06
ごいんきょ
14
続きが楽しみ。2021/05/17
kouya
11
不思議絡まる、女性の小料理屋物語。幕末に活躍した歴史上の人物がお客として登場。昼間は、おにぎり屋。夜は1組限定の小料理屋。サクサク読めて、不思議=妙見さんとの会話、謎解きも楽しい。しいて言えば、語り部とサヨの物語が交互に続くので、語り部の下りは無くても良かったかな。息抜き出来る1冊。続きもあり。2025/12/31
myunclek
9
板前茶屋を先に読んでましたが全く違和感無く楽しめました。新装なったカウンター席での初のお客さんになるのが、豆腐料理好きな麟太郎って事なんですね(^^)大福帳は4冊綴りだったようなので、また続きが読めますよね。新作が出るまでに、十二支妙見参りも一興かも。2024/01/29
kimuchi
9
幕末の京都、古寺『清壽庵』の境内にある「小鍋茶屋」は、月岡サヨがひとりで切り盛りする料理店。昼は行列必至のおにぎり屋として繁盛し、夜は一日一組限定の鍋料理で口の肥えた客を満足させていた(裏表紙より)。時代小説を全く読んだことがないので読みきれるか不安でしたが、一気に読了。サヨさんのおにぎりもお鍋もとても美味しそうだった。幕末志士が登場するのですが、あの方だよなと想像しながら読み進めました。一本筋が通ったサヨさん素敵。次回作楽しみです。2022/11/04
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