ヤングジャンプコミックスDIGITAL 吉原の描き虫 1

著者名：風茂吹也【原作】/大浜カナタ【作画】

集英社（2024/12発売）

• ISBN：9784088934167

内容説明

時は江戸。少女が筆ひとつで切りひらく波乱の人生譚、開幕!!　舞台は江戸中期。本屋の一人娘・お文は、大人顔負けの画力を持つ少女として評判になり、「描き虫」と呼ばれていた。絵と物語を合わせた「黄表紙」という文芸が大好きで明るい性格のお文だったが、かつて遊女だった母親と生き別れてから寂しい思いを抱えていた。ある日、本屋を襲った事件をきっかけに、たった一人で母親を捜しに吉原遊廓へと足を踏み入れ――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[歩月るな]

絵が得意な少女が母を探して吉原遊郭へ。2023年に連載が決定して翌年連載決定、という経緯がありながら今年の大河と時代がほぼ同じ（過去には八重の桜みたいな例もあるが）っぽい。月並みな事を言えば識字率がそんなに高くなくても「絵でものを言わす、わからせる」そうやって心を通わせる力を描いている。時代が時代らしくヘヴィな要素もありながら、きゅぅと＆せくしぃ、こみかる＆しりあす、悲喜交々を紡いでいく。

2025/07/27