内容説明
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日本語は深く悲しんでいる。「一億総発信者」の時代、己が思いを誤りなく伝えるには、その文章に最も適切なことばを探らなくてはならない。ことばが軽んじられている今、日本語への愛と哀惜の情を抱いてやまない著者が、厳密な考証と滋味溢れる文章で織り成す日本語時評。
目次
しゃべるの時代
重言過半数を超えるの論理
スポーツ報道の現在
アロヨふたたび
いただかせたがる日本人
和魂和才のゆくえ
日本語をローマ字で書くということ
たが保存せしマンモスの脳
気象の日本語
漱石が逆立ちをする可能性
しこな異変
当世奇名辞典
Wの悲劇
起業きてれつ
新聞醜悪録続貂
朗読者の務めと悩み
交通業界の日本語
悩ましき「の」
一語の時代
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- 夏休みはもうこない - 1巻