新潮文庫nex<br> コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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新潮文庫nex
コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

  • 著者名:町田そのこ【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2024/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101802916

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内容説明

百合は大好きだった夫と別れ傷心の一人暮らしを始めるが、門司港で妙に賑うコンビニを発見する。舞人はかつてヒーローになりたかった。自分を見失う彼の元に突如訪れた「テンダネス着ぐるみ」任務。その背後にはとあるコンビニ店員との過去から今に繋がる熱い友情があった。報われるばかりの人生でなくとも手にすることができる小さな幸せがここにある。温かなコンビニ物語第四弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

366
『どうなってるんだ、門司港。キャラが立ちすぎているひとばかりじゃないか』。そんな言葉を体現する『コンビニ店長』志波三彦が相変わらずの人気の中に登場するこの作品。そこには、シリーズ初めての試みである〈前編〉〈後編〉仕様の作品を含む三つの物語が描かれていました。リアル世界に本当にあるかのように描かれる『テンダネス』の魅力が未だ翳らないこの作品。そんな背景の上に、主人公二人の読ませてくれる物語が展開するこの作品。あっという間に読み終えてしまう物語の中に、独特な世界観に浸れる時間の喜びを感じた、そんな作品でした。2025/03/07

mae.dat

284
シリーズ第4弾。プロローグ+3話+エピローグ。2,3話は前後編になっていて。今回は兄弟側の話では無く、その外側の新しい登場人物にスポットが向いている回になりましたね。第1話は過干渉な親に、人生やらを狂わされている百合さんの話で。そこから抜け出そうとしている所なのだけど。完全に解決した訳ではないけど、未来に光はあるのかなぁ。第2,3話は舞人くんフィーチャー回。これはね、完全にやりに行ってますよ。うん。テンダネスにオリジナルキャラクターが爆誕していてね。デザイナーの権限は思う以上に大きいんですね。マジかー。2025/12/09

しんごろ

278
百合の話も良かったけど、舞人と恋斗の話がめちゃくちゃいい。ちょっとしたボタンの掛け違い。でもわかりあえば、ただの友情だったのが、“真”が加わり真の友情となり、かけがいのない親友になっていく。この二人は、歳を重ねても、遠くに離れても、いつまでも親友でいると思う。このシリーズでは、今作が一番好きかも。ウルウルしながら読んじゃった。しかも、兄貴の一彦が登場。何か謎めいた男だ。次作は一彦の登場する場面が多くなるかもしれないのかな。次作も気長に待ちますよ。2025/03/16

旅するランナー

218
「アール·パカッション(ばり面白かよー)」。シリアスな方向に進むと思いきや、着ぐるみヒーローをめぐる、爆笑&感動の神回。笑いと涙が止まらない。そして、ついに長男登場。より節操のない展開を期待させます。2025/03/21

やっちゃん

216
前作から間があいても登場人物のキャラが強くてすぐに馴染む。ヒーロー志望の若者のあまりの清々しさにおじさんは泣きそうになったよ。いやあ面白い、これは是非とも朝ドラにしてほしいですね。見せ場が牛丼屋ってのが最高! あー 心に愛がなければ スーパーヒーローじゃないのさ🎵2025/04/15

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