内容説明
解析力学の考え方を用いると、ニュートンの運動方程式だけでなく電磁気学におけるガウスの法則、アンペールの法則などをも統一的な視点から「導出」することができる。その際の指導原理となるのが「対称性」であり、その重要性について強調したことが本書の特色の1つである。
目次
数学の復習
第1部 ラグランジュ形式の解析力学(ニュートン力学の復習と変分法の導入
ニュートン力学のラグランジアン
拘束条件の取り扱い)
第2部 対称性(ニュートン力学の対称性
ローレンツ対称性と特殊相対性理論)
第3部 ハミルトン形式の解析力学(ハミルトン形式の解析力学
正準変換の基礎
正準変換の応用)
第4部 発展的内容(剛体運動
自発的対称性の破れ
古典場の理論
特異系の取り扱い)
第5部 補遺(数学の準備
定理の証明
演習問題略解)




