内容説明
八丁堀にあるよろず屋「玄武」は荒物を扱う一方、裏で事件や悩みの解決依頼を引き受けている。「玄武」の高槻左膳、柏木右近、おちかの三人は京から江戸へやって来た朝廷側の間諜「窺見」だ。職務は標的の調査と監視。妖かし「猫また」に罪人を匿う「塾」など、江戸を騒がすさまざまな事件、騒ぎを、剣の達人・左膳、陰陽道の術を使う右近、朝廷の女官出身のおちかが解決する。人気時代作家異色新時代小説シリーズ、渾身の第一弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
onasu
12
女院とは江戸中期の皇太后・青綺門院で、宝暦事件に関係する者が江戸へ逃れたため、朝廷側の密偵3人が江戸へ下向。荒物屋を構えて生計を得ると共に情報収集に当たり、その一環で頼みごとを承っての4話。 3人は密偵のため隙がないが、その分を脇役に負わせているのが好配役で、頼みごとの調査に特性を活かしているのもいい。ただ反面、今回本来の任務は片鱗のみで、3人が頼みごとの解決のためばかりに本気を出すというのは如何なものだし、打ち合わせで「素でいこう」と言う割に会話に京言葉が混じらないのも平板にしているように思う。2025/03/23
ごへいもち
11
あまり乗らず挫折。表紙絵も好みでない2025/05/28
ウーちゃん
2
文字は大きく、文章の運びも速やかで、とても読みやすい。設定云々は、置いておくとして⋯。2025/04/28
めぐぼう
1
篠綾子さんの新シリーズ。長編時代小説。亀の玄武丸がマスコットキャラクター。主人公は、左膳と右京と、おちか(周子)の3人。京の都から江戸へ、帝の母(女院)からの密偵を申しつかり、身分を隠し、あることを探りにきている。山村数馬の存在も気になるキャラクターである。3人の味方なのか敵なのか。読み進むうちに面白くなってきた。表紙は好みではないが、次巻のストーリーが、さっそく楽しみである。2025/11/27
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