スーパーマン：エンペラー・ジョーカー

著者名：ジェフ・ローブ他【作】/エド・マクギネス他【画】/高木亮【訳】

小学館集英社プロダクション（2024/10発売）

• ISBN：9784796877824

内容説明

――初めに、ジョーカー様が天と地を創造した――
ゴッサムシティでは、今日もいつも通りの日常が繰り返されていた。世界一危険な犯罪者スーパーマンがアーカム・アサイラムから脱獄。
それを捕まえるため空を駆けるのは、世界一の英雄ビザロ！　……ってちょっと待って!? この世界は私たちの知る世界と違う。なんたって創造神がジョーカー様なのだから！ そう、神の力を得たジョーカーが、世界を混沌としたものに改変してしまったのだ。元の世界の記憶なんて誰も持っていない！ ジョーカーに逆らうことができるのは1人だけ！ スーパーマンは鋼の意志で、世界の皇帝ジョーカーを打ち破ることはできるのか!?

●収録作品●
『SUPERMAN』#160-161
『EMPEROR JOKER』#1
『ADVENTURES OF SUPERMAN』#582-583
『SUPERMAN: THE MAN OF STEEL』#104-105
『ACTION COMICS』#769-770
(c) & TM DC.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[fap]

「地球は四角いんだ。常識だろ？」 冒頭の黒いコスチュームを着た鋼鉄の男がパニッシャーに見えたのは私だけではないはずだ。 そう思わないとちょっと恥ずかしい。 今回の物語はエイジ・オブ・ジョーカーとかハウス・オブ・Ｊとかそんな感じ。 狂っていることを自覚する狂人が世界を作り変える話。 白いワニが襲ってきたり、世界で一番大きなアリがいたり、白い象のことを考えたり、 まこと人の心は御しがたい。 スーパーマンの精神的強靭さは流石である。

2019/11/04

[奇々浦ヌル夫]

アニメのブレイブ＆ボールドのエンペラージョーカーの回が好きだったので、元ネタになったこの作品も読んでみたけど、ジョーカーが現実改変をする能力を手に入れたという基本アイデアが同じだけで話はまったく別物だった。 個人的にはバットマンとジョーカーの関係に深く切り込んでるブレイブ＆ボールド版の方が好き。(こちらはあくまでスーパーマンが主役なのでバットマン要素が薄まるのは当然なのだが) 自分と同じような理由で興味を持った方はご注意を

2019/11/01