ゲンロン16

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ゲンロン16

  • 著者名:東浩紀
  • 価格 ¥2,277(本体¥2,070)
  • ゲンロン(2024/10発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784907188542

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内容説明

批評誌『ゲンロン』第16号。2023年11月に行われた東浩紀・上田洋子によるウクライナ取材レポート、加藤文元氏、川上量生氏、東による「理系と訂正可能性」についての鼎談、夏目房之介氏、大井昌和氏、さやわか氏によるマンガをめぐる鼎談、菊間晴子氏による大江健三郎論、新川帆立氏のエッセイなど豪華内容を収録。

目次

【目次】
【小特集】ゲンロンが見たウクライナ
[論考]東浩紀|ウクライナと新しい戦時下
    上田洋子|戦争はどこに「写る」のか──ボリス・ミハイロフとハルキウ派
[取材]上田洋子|「戦争が始まった朝はどうすればいいのかわからなかった」キーウ市民に聞く
[インタビュー]イリヤ・フルジャノフスキー 聞き手=東浩紀+上田洋子|ユダヤとロシアのあいだで──バービン・ヤルの虐殺とソ連という地獄

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[座談会]夏目房之介+大井昌和+さやわか|マンガの奥義は現場にあり──ジャズ、八卦掌、戦後日本
[エッセイ]大澤聡|ふたつの庭、あるいは碁
[論考]菊間晴子|「見せ消ち」の生を歩む──書き直しの作家としての大江健三郎
    須藤輝彦|あいまいなチェコの小説家──ミラン・クンデラのコンテクスト※再掲載
[ゲンロンの目]新川帆立|エンタメ作家の背骨

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[座談会]加藤文元+川上量生+東浩紀|訂正する真理──数学、哲学、エンジニアリング

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[連載]ユク・ホイ|永遠平和とふたつの普遍的なものの概念 惑星的なものにかんする覚書 第3回 訳=伊勢康平
[連載]イ・アレックス・テックァン 訳=鍵谷怜|レヴィ=ストロースとサイバネティックス 理論と冷戦 第6回
[連載]石田英敬|1960年代の「想像力」 飛び魚と毒薬 第6回
[連載]田中功起|内省と制度批判 制度を内側から変えること 11月30日から3月12日 日付のあるノート、もしくは日記のようなもの 第17回

――――――――――――

[コラム]山森みか|イスラエルの日常、ときどき非日常 #11 具体性を伴った共存に向けて
[コラム]辻田真佐憲|国威発揚の回顧と展望 #6 「ゆるふわ」ポストも油断できない
[コラム]福冨渉|タイ現代文学ノート #9 「革命」の憧憬

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[コラムマンガ]まつい|島暮らしのザラシ
寄稿者一覧
English Contents and Abstracts

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

38
巻頭はウクライナ旅行記だ。戦時下に旅行という表現は不謹慎ではある。しかし、この逆説こそが東の胆であり、後に評価の高まった『ゲンロン6』のロシア特集のように、時代が本書を発見することだろう。筆者が体験して感じたことを書くという反時代的なテイストだ。その意味は2つの複雑さにある。ひとつは現代の戦争は日常と戦時下が入り混じっていて、日本に語り継がれている隣組や憲兵による抑圧された社会はない。何より戦争は窮乏の中、我慢を強いられることになると聞いていた。実際には、日本の戦後教育では決してつながらない消費社会と軍国2024/04/21

ありんこ

3
難しい内容の様々な論考をじっくりと読むことができて、良かったです。特に東氏のウクライナに関する論考と、須藤輝彦さん、新川帆立さん、3名の座談会、まついさんのマンガが良かったです。ゲンロンを読むのは初めてでしたが、継続して読みたいです。2024/06/09

sucksuckhello

1
戦争とポピュリズム、国家による言論統制などの論考が多く、これまでよりも格段に重たい雰囲気の一冊となっていた。SNSやウェブのニュースでは良くも悪くもアテンションを引くための過剰な演出が飛び交う中で、ポップだが充実した内容を適度な頻度で届けてくれるゲンロンのような雑誌はとても貴重である。2024/05/14

O. M.

0
色々な原稿があるが、やはり東浩紀「ウクライナと新しい戦時下」が白眉。「かの国でいま展開しているのは、欧米的でリベラルな価値観があるていど浸透し、ネットもスマホも普及した民主的な社会が「有事」にどのように反応するかという、たいへん残酷な社会実験だといえるからだ。」 他には、映画監督フルジャノスキー氏のインタビューなども興味深い内容。多くのコラムでは、普段の日常生活では一ミリも考えないような難しい哲学が提示され、頭の体操になる。読み慣れていないと難しいかも知れないが、時々読むには良いか。2024/12/03

なをみん

0
ウクライナの戦争の想像のできない感じておきたい現実の話もちゃんと聞けたし、イスラエルの「具体性を伴った共存に向けて」の話もとても重くて読めて良かった。つい型通りの話になりがちな戦争の話を率直で新しい角度で読めるのはさすが実践的な現代哲学者ならではというかなんというか。同性婚もアジャイル開発も訂正可能性の思想の話だったのか。とか思考も深まったし「制度批判は制度化されていうことによって意義を持つ」というアートの話も読めて良かったし「ChatGPTにあまり話しかける気になれない」ってなんだか共感。2024/11/14

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