ハルキ文庫 神慮の狭間 妖国の剣士7

著者名：知野みさき【著者】

角川春樹事務所（2024/10発売）

• ISBN：9784758446723

内容説明

「現人神」安良。国皇として彼が治める安良国に反旗を翻し、西都と五州が自治を始めた。権力を求める西都の閣老・西原利勝は術師・稲盛文四郎と結託し、安良を貶めるため、都内に妖魔が入り込んでいると指摘。妖魔狩りを始めた。女剣士・黒川夏野と山幽という妖魔の蒼太は、その陰謀から国を守るため各地を回るが――。徐々に高まる不穏な空気。この世界が向かうのは破滅か、それとも。傑作大河時代ファンタジー、佳境！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はにこ]

このシリーズ、間を空けて読むのきついな。もうリタイアしようかと思っていたんだけど、ラストも近いんだよね。力を付けてきた夏野たち。そしてクライマックスに向けて事態も益々悪くなる。どんな結末なのか見守ることにするか。

2025/02/01

[一五]

このシリーズ 間開けて読むのがなかなかキツイ。蒼太 見た目はともかく少し成長したかも。甘味好きなのが微笑ましいし。話は佳境？ あと２冊ぐらいで終わってほしいな

2024/12/25

[ゆうこ]

『殺さずに済むなら、その方がいい。だって殺す方は、殺した分、殺される「かくご」をしなくちゃいけないんだ。』蒼太が夏野に語った自分の存在意義。夏野の目覚ましい覚醒、蒼太の迷わない判断、安良が思い出した過去の記憶、稲森から離れ出した妖魔たち。そして起こり始めた地殻変動。さぁ、これからどうなる。本当に残るのは何か、だれか。山幽であることを隠すために八辻で斬られた蒼太の傷は治るのか・・・。次でついに最後になるけど、早く続きが読みたい！

2025/02/04

[なゆ]

一気読み。早く続きが出ないかと楽しみです。稲盛がどうなっているのか。大老が死した後は？安良の言う人物はなつのなのか、ソウタなのか？なつのがどんどん成長してきて楽しみです。キョウへの恋も最後描いてもらえるといいなぁ

2024/11/27

[烏骨鶏]

妖国の剣士シリーズ最新刊。いくつかの州が自治を掲げ、西原についた。夏野と蒼太は人の村の結界を強化するに加え、山幽の里の結界の強化に山々を巡る。･･･巻末で起きた事件が怖ろしい･･･何が起きたんだ。

2024/12/15