内容説明
人手不足なのに、なぜ人が余るのか?
これからの日本は、少子高齢化による深刻な人手不足と、デジタル化の進展による急激な人余りが同時に起こる社会に突入する。人手不足はローカル産業で起こり、人余りはグローバル産業で顕著に起こる。
これまでの常識のなかだけに生きるホワイトカラーは、生き残る選択肢がほとんどなくなる。
企業再生支援の第一人者による、国、組織、個人のレベルでの抜本的再生のための提言!
【内容】
序章 労働力消滅、ふたたび
第1章 グローバル企業は劇的に変わらざるを得ない
第2章 ローカル経済で確実に進む「人手不足クライシス」
第3章 エッセンシャルワーカーを「アドバンスト」にする
第4章 悩めるホワイトカラーとその予備軍への処方箋
第5章 日本再生への道筋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
95
この手の警鐘は以前より雨後の筍のように鳴らされてきましたが、生成AIの登場で現実味が増しているように感じます。一方で、生成AIはソフトである以上、アップデートが必要ですので、結局はAIを造る業種は残り続けるのかもしれませんが、やがてはそれもAIに取って代わられるのかな?なんて思ったりもしました。2025/02/27
よっち
39
少子高齢化による深刻な人手不足と、デジタル化の進展による急激な人余りが同時に起きつつある日本社会。人手不足の状況でなぜ人が余るのかを解説した1冊。ローカル産業で生じる人手不足、グローバル産業で顕著に起こる人余り。エッセンシャルワーカーの待遇を改善する必要性、そして生成AIが進化していくことで淘汰されるこれまでの常識から抜け出せないホワイトカラー。いろいろ変えていかざるを得ない状況なのは間違いなくて、あとはどうやって意識を変えながら現実的な手法に落とし込んで進めていくかというところですね…それが一番難しい。2024/10/30
KEI
36
こちらの本も人口減少が一つのキーワード。会社も付加価値向上ができなければ、新陳代謝を促し、人が移動することで人手不足を解消していかなげればならないとのこと。生産年齢人口は今後何十年減少が続くし国も現在この方向に転じているし、この本に書かれていることは正しいのかなと思う。40代〜50代ぐらいがマインドチェンジの痛みが大きいが仕方がない。2025/03/09
きたぴー
27
大変興味深く、恐くもなる本でした。本書で「問題はここから」と指摘されている40代ホワイトカラーの私。まずは土台となるリベラルアーツ基礎編「言語的技能・技法」を携わる分野に当てはめて積み直すことからか。さらにAIの基本構造・特性も学んでみたい。本来は技術職ですが管理職への階段を登りつつあり、専門技術より言葉や表現を駆使して働く機会が圧倒的に増え、「田舎の駅長さん」的に具体と抽象の両方を鍛えられていない。人に語れる強みね~。能力やスキルの棚卸し..難しそう。グローカル産業の雄「観光産業」のプロ教育が気になる。2025/01/21
まゆまゆ
18
少子高齢化による深刻な人手不足と、デジタル化の進展による急激な人余りが同時に起きつつある日本社会。ローカル企業で人手不足が起こると同時にグローバル企業では人余りが顕著となっている。ホワイトカラーサラリーマンは経営者となってAIを使う立場になるか、現場人材としてスキルを磨くか、が生きる道である、と。2024/12/05
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