内容説明
クレヴァーナは公爵家の次女であった。
ただし家族からは疎まれ、十八歳の時に嫁いだ先でも上手くいかなかった。
嵌められた結果、離縁され彼女は隣国へと飛び立つことにした。
隣国の図書館で働き始めるクレヴァーナ。そこでは思いがけない出会いもあって――。
これは離縁されてから始まる、一人の女性の第二の人生の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
35
わからん"(-""-)"。ずっと家でイジメられていたから嫁ぎ先でもイジメられる事に慣れていたのでしょうか。何故召使たちがこの令嬢を嘘をついてまで虐げたのでしょう。わからん"(-""-)"。そして他国に出たとたん第一弾目の幸せが舞い込んで・・王弟殿下とも親しくなれて「知識の花」とまで呼ばれ絶賛され、その「花びら」が各国に知識を与えてもクレヴァーナの生国には与えなかったようで王妃は文句を言いたそうだし(笑)。元夫の回想があったけれどこれもなんだかねぇ。と言いつつ面白かったですよ、これをざまぁというのでしょうか2025/07/31
よっち
31
魔術を使えず家族から疎まれ、政略結婚として嫁いだ先でも事実無根の冤罪で離縁された公爵家の次女クレヴァーナ。実家からも勘当されて隣国へ向かう第二の人生の物語。隣国ラスファーの知識の街エピスにある図書館で働き始めたクレヴァーナが、その優秀さを認められていく中で出会った王弟カウディオとの交流。彼女の頑張りが多くの人に認められつつある中、一転かつての悪評に苦しめられる展開で、あえて立ち向かう覚悟を決めて覆していく評価と、彼女の頑張りを支えてくれる人たちもいて、幸せを引き寄せてみせた結末がとても素敵な物語でしたね。2024/10/13
わたー
14
★★★☆☆Not for me.実家でも嫁ぎ先でも冷遇されてきた主人公。夫の部下に不貞をでっち上げられたことで離縁の末、実家からも勘当同然に放り出された彼女は隣国に移り住むことに。その地で彼女は良き出会いに恵まれて、祖国にいたままではわからなかった才能を花開かせることになる物語。とある方が絶賛されていたので期待値は高かったのだが、個人的にはそこまで刺さらなかったかな。彼女の才能は本を読んだことで身に付いたと書かれていたが、行動が常に制限されている状態で流石にそれは無理があるだろとか、2024/10/12
シャトーブリアン
6
周りの人達から疎まれていたクレヴァーナはあらぬ噂を広められ離縁し娘と離ればなれに・・・そんな彼女は噂が広がってない隣国に移住することを決意。 自由がなかった彼女の唯一の趣味の読書で培った知識のおかけで図書館で働けることに。そこで彼に出会う。 カウディオとの出逢いが彼女の運命を大きく変えることに!! 2024/10/24
へへろ~本舗
2
アンリミ。似たような話ばかり読んでいるので多分後からもう思い出せないと思う。ただ、噂や冤罪、自分勝手な正義感で動く人達が多すぎて読んでいてネガティブな気持ちになった。主人公が世の悪意に立ち向かっていくんだけど多分文章文脈のせいで地味な感じで…。なんか全体的にスカッとしない話だった…2025/08/23
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