PIT 特殊心理捜査班・蒼井俊

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PIT 特殊心理捜査班・蒼井俊

  • 著者名:五十嵐貴久【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 光文社(2024/10発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334104504

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内容説明

車椅子の刑事・蒼井俊が捜査する連続殺人事件。被害者はSNSなどで糾弾されながら司法に裁かれなかった者たちだった。彼らの悪行をなぞらえるかのような異常な死に様に、蒼井は犯人の自己顕示欲を見て取る。そして、残酷な手口にかつて警察組織を裏切った稀代の犯罪者の存在を感じた。その人間こそ、彼の四肢の自由を奪った元凶だった――。瞠目の警察小説×サイコスリラー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

139
『芸術を理解する者の殺人は美しい。』何がだ!ふざけるな!死を生を弄ぶなと言いたい。シリーズの第2弾。なのに前作を忘れている(汗)五十嵐さんは好きな作家さんの一人だが、今作は・・感じ(当方比)設定に無理がある?字面を追って、最後は水無月が苦手だと、そこに落ち着く私。次もある終わり方だけど・・2024/11/12

たっくん

82
心理学の手法を使い犯人像を分析する警視庁刑事部直属捜査支援部署「PIT]特殊心理捜査班蒼井俊・・設置を提唱した心理分析課官・精神科医水無月玲の連続殺人を明らかにした俊は玲に刺され頚髄損傷・四肢麻痺となった、玲は消息を絶つ・・復帰した「アクア2」車いすの刑事蒼井俊。足立区荒川河川敷で指を全て切り落とされた男の刺殺体が見つかる、被害者は、お茶の水の交通事故で妻を亡くした夫をSNSで誹謗中傷したユーチューバー、さらに続く猟奇連続殺人・誘拐。俊らPITの捜査、事件の陰には玲がいて・・シリーズ第二弾、面白く読了。2025/07/02

66
四肢麻痺のプロファイラーと殺人に芸術を求めるシリアルキラー。ハラハラする場面もあり楽しめた。2025/04/25

Ikutan

66
前作のラストで明らかになった水無月玲の正体にはびっくりだったが、その玲に刺され四肢麻痺となった蒼井俊がSSBCに復帰し、FAIの精度が飛躍的に向上した3年後、玲の模倣犯と思われる連続殺人事件が発生。次々起こる事件の被害者は、犯罪を犯しながら、犯した罪より罰が軽いと世間から強く非難された者たち。そして俊の元に、指名手配中の玲から、犯人に繋がる情報が寄せられる。FAIの進歩といい、四肢麻痺の俊のサポート体制といい、技術の進歩は目覚ましいね。それにしても、殺人に美しさを求める玲が不気味でその能力が恐ろし過ぎる。2025/01/11

Karl Heintz Schneider

53
"PIT"  "psychology  Investigation Team"心理学の手法を使い、犯人像を分析する部署。トップのプロファイラー水無月玲が実は猟奇殺人犯だったことが前巻で判明。彼女に刺されて四肢麻痺になった蒼井俊は彼女を捕まえることに全精力を注ぐが・・・。殺人犯である玲と警察官である俊、ふたりの電話での丁々発止のやり取りが面白い。逆探知の危険を冒してまで玲が電話してくる意図とは?一方、俊は真犯人の糸口になりそうな情報を聞き出そうとするが。2024/11/18

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