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内容説明
わたしは火花ほむら。
小学生の時ネットでいじられて
「炎上のほむら」なんて言われた。
それから目立たないようにしてたけど…正直タイクツ。
キラキラ不足。あこがれてたスクールライフじゃな―――い!!!
そんなとき、同じクラスの無口男子クルミくんの素顔を知った。
クルミくんは
「1人でいるのが得意」なんて言っちゃう人。
そういうのって、なんかかっこいい…。
しかも、すごい写真を撮るんだ!
クルミくんの撮る景色が、わたしのハートに、まっすぐ飛びこんできて。
わたしの頭にバチバチって、アイデアの火花が散った!
彼の瞳にうつる景色に映りたい!
クルミくんといっしょに「青春」したい!
思いついたら速攻。
あたしは#アオハルチャレンジ を仕掛ける「青春仕掛け人」になったんだ――!
【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
秋田健次郎
11
昨年度の角川つばさ文庫小説賞で金賞を獲った作品。実は応募時点の作品をカクヨムで読んでいたんですが、加筆ってかほとんど描き下ろしじゃない?ってくらい変わってる。キャラクターの明瞭さだったり、展開の自然さだったり、物語とはかくあるべきという真髄を感じた。カクヨム版と本書の読み比べは是非一度やってみてほしい。お話の内容としては、児童文庫らしい胸キュンな恋愛要素が良かったし、SNSという現代的なテーマにも新規性がある。物語を楽しみながらSNSの勉強もできる良い小説です。2024/10/20
遠宮にけ❤️nilce
2
あらすじに惹かれて手に取った作品。元気印のほむらちゃんと静かに過ごすのが好きなクルミくん。クルミくんの写真を推したくて起こしたほむらちゃんの秘密の行動が、どんどんみんなを巻き込んで楽しい活動を膨らませていく。恋や友情や様々な人間関係に悩む姿も、選択も、一つの正解なんてない。それぞれらしい形があるのだと感じました。SNSと無縁ではいられない世代に向けた楽しみ方や注意の仕方なども学ぶことができ、ハッシュタグなど現実にもリンクしていきそうな流れも面白いです。続きも楽しみにしています!2024/10/16
色素薄い系
1
自分の好きを手軽に広められるようになったツールであるSNS。顔も知らない人達が自分の企画を広げてくれたり、困った時に手を差し伸べてくれる人がいる頼もしさなんかも描かれていて注意して使えばこんなに楽しいものだと教えてくれる作品でした。お互いに無いものを持っている相手に若干惹かれつつあるようなのでほむらとクルミくんがどんな関係になっていくのかも楽しみです。2024/11/14
蜂賀三月
1
SNSを題材にした児童書。物語を楽しみながらネットリテラシーについても学べるようになっている構成が秀逸。伝え方もネットの悪いところ怖いところばかりじゃなくて、良いところ素敵なところもしっかりとフォローしてくれてます。学びがある=物語が説教くさくなる不安はあるけれど『アオハル100%』にはそういうものは感じません。児童も十二分に楽しめるはず。章は細かく区切られていてどれも引きが強く、読書が初めてな子も安心して読めると思います。わくわくして、きっと自分も#アオハルチャレンジをしたくなるはず。おすすめです!2024/10/19
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