内容説明
15世紀半ば、琉球国に突如大量に現れた青銅製の梵鐘(ぼんしょう)。そのほとんどに豊前国小倉(こくら)の鋳物師(いもじ)が関わっていたという。彼らはなぜ東シナ海をまたいで広く活動することができたのか。金属文化の伝播を概観し、北部九州の鋳物師の動向や産地ごとの鐘の特徴を追う。「万国津(しん)梁(りょう)の鐘」をはじめとする琉球鐘発生の謎と展開に迫り、中世社会の一側面を描く。
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