ハヤカワ文庫SF<br> クリプトノミコン1 チューリング

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ハヤカワ文庫SF
クリプトノミコン1 チューリング

  • ISBN:9784150113988

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内容説明

第二次大戦前夜、プリンストン大学に学ぶ青年ローレンスは、数学への興味を同じくする英国人留学生チューリングと出会う。やがて彼らは、戦争の帰趨を左右する暗号戦の最前線で戦うことに…それから半世紀、ローレンスの孫ランディもネット技術者として暗号に関わっていた。彼は大戦との因縁深いある策謀に巻きこまれていくが!?暗号をめぐり、二つの時代―第二次大戦中と現代で展開される情報戦を描く冒険SF大作。ローカス賞受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まふ

95
SFの巨編ということだが、全4巻のヴォリュームが読む手を怖気つかせる。第1巻はローレンス・ウォーターハウスという第二次世界大戦時の米国海軍の暗号解読者が日本軍のガダルカナル島壊滅作戦における暗号解読で活躍する一方、今日1990(?)年代のその孫(ひ孫?)であるランディ・ウォーターハウスがコンピュータを駆使して何らかの暗号解読を行おうとする話のようだ。一貫して戦前と戦後の今日の状況がパラレルで記述されており、よく理解できぬままに第1巻を終えてしまった、というところ。⇒2026/03/05

ケイ

95
暗号解読の話なので、もっとわくわくするかと思ったのだけど、乗りきれない。訳も上等ではない感じがする。巻末の解説で『重力の虹』に匹敵するくらいの大作と言うのは、言い過ぎではないかなと思う。あと三巻あるので、途中で化けることを期待して二巻へ。2016/06/02

NAO

57
第二次世界大戦中に情報合戦で活躍したアメリカ・イギリス・ドイツの数学者たちの話と、その孫世代の話がリンクしながら進んでいく。複数の話が同時進行して進んでいくという形態はもうかなり読みなれているはずなのに、なぜかとても読みにくい。読む手があまり進まないのは、この半世紀ほども離れた二つの話の関連性が薄いためだろうか。ことが大きく動き始めたら面白くなってくるかもしれないと、もう少し頑張って読むことにする。2018/02/28

やすお

5
コンピュータが好きな私なので、暗号や数学、コンピュータそのものが出てくるだけで楽しめた。物語は現代と第二次世界大戦が並行して進む。第二次世界大戦時代では、もちろんチューリング博士が登場する。子供や孫は現代パートで登場する。過去と現代が微妙なリンクをしつつ、どちらも通信の暗号や解読に関わっており、冒険小説のようでハラハラドキドキする。さて、本作は4作品で1つの大長編だ。第1作でこれから回収される伏線がたっぷりとちりばめられているように思えた。題材が暗号なだけに最後にはどのように謎が解かれるのか楽しみである。2016/09/04

Pustota

4
第二次世界大戦と現代、交互に物語が進む。同じ土地、血の繋がりのある登場人物、そして暗号という共通のテーマがありながらも、二つの時代がどのように関わるのかはまだ全く見えてこない。作品自体が暗号めいている。じれったくもわくわくする。全四巻、じっくり読もう。2022/03/28

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