MFブックス ヴィーナスミッション ～元殺し屋で傭兵の中年、勇者の暗殺を依頼され異世界転生！～２

著者名：MIYABI【著者】/ニシカワエイト【イラスト】

KADOKAWA（2024/09発売）

• ISBN：9784046838193

内容説明

ジルトロ共和国での功績が認められたレイとリディーナは、冒険者ギルドから「S認定」を受けるが、その認定のため冒険者ギルドから「鑑定人」が派遣されるという。そうしてやってきたのは、青髪眼帯の「鑑定人」イヴと、問題児と噂のＡ等級冒険者たち。一触即発かと思いきや、レイを「女神の使徒」と見抜いたイヴは出会って早々レイたちを崇め始め、二人の旅路についてくるという。
そうしてイヴをパーティに迎え、三人は装備を整えるためドワーフの国メルギドへ向かう。しかし、メルギドには新たな「探索組」の勇者達がいて――。
レイと勇者達との戦闘は、メルギド全体を巻き込む大防衛戦に発展。魔導砲、魔操兵(ゴーレム)隊を操る屈強なドワーフたちと共に、レイは無事勇者を倒し、メルギドを守れるのか？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こも 旧柏バカ一代]

女神からの依頼で、異世界で好き勝手やってる勇者を暗殺する、元暗殺者。どうも剣聖の祖父から剣術の手ほどきを受けていたらしく、真剣で斬り合いをしていたらしくどうも剣聖より強いらしい。前の巻では国に属して好き勝手やっていた勇者達を数名殺したが、今巻ではその国からも出奔して好き勝手やってる勇者達数名を殺害。と言っても相手が絡んできて返り討ちにしただけ。

2024/10/19

[尚侍]

とっても面白かった。相変わらず悪役の描写が良く、これだけの悪行をしているのであれば成敗されても仕方ないよなと思わされるので、事が成った後のカタルシスが感じられるのが実に良かったです。ただ、これはこの手の作品の宿命なのかもしれませんが、2巻の段階で能力のインフレ化がかなり進行してしまっていて、このままいくと最終決戦になる頃にはとんでもないことになりそうなので、個人的にはここまででいいかなと思いました。

2024/10/24