宝島社文庫<br> 小料理屋「絶(たえ)」の縁起メシ

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宝島社文庫
小料理屋「絶(たえ)」の縁起メシ

  • 著者名:神原月人【著】
  • 価格 ¥799(本体¥727)
  • 宝島社(2024/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784299060211

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内容説明

第9回ネット小説大賞受賞作!

かつて自分を救ってくれた思い出のオムライスを探していたタクは、妙ママが切り盛りする“縁起メシ”が人気の小料理屋「絶(たえ)」に辿り着く。
金運上昇つくねの黄金焼き、幸せのサンドウィッチ、縁を取りもつ鶏のもつ煮、一人立ちの自立プリン、そしてタクの作る絶望オムライス――。
これは小料理屋「絶」で繰り広げられる明日への希望の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

丸々ころりん

14
西山匠海5歳 父親からのDVから母子で逃げたはずが,母にも置き去りにされてしまう。理由はその先の事はわからない 母と別れになった小さな洋食屋で食べたオムライスが忘れられず,養護施設を出て…そのオムライスが匠海の人生の道標になる。 悪いことを絶ち新しく歩むための縁起飯 頁進む程,匠海と女将の関係は安直だった気がする。2024/12/31

Sakura

13
タクは洋食屋に置き去りにされた子供だった。18になったタクは、彼を救ってくれたオムライスを探しに行き、妙ママが切り盛りする小料理屋「絶」にたどり着く。妙ママの"縁起メシ"の数々や、苦労の末タクがつくる"絶望オムライス"、妙ママの特別な人、画家の彼女の七海ちゃん、作家の春斗先生など、色々面白いネタが盛り込んであるのに、なんかどれも尻切れトンボのようで、着地していないように思ったのは私だけ?本のタイトルも"縁起メシ"なのに、装丁はオムライスだし(笑)。2025/02/25

じお

10
★★★☆☆ 虐待を受けた上に、子供の頃に洋食屋に置き去りにされた青年・西山匠海、心に傷を負ったまま成長し、養護施設を出てかつて自分を助けてくれたオムライスを探しに思い出の洋食屋を探す彼が出会ったのは小料理屋だった、何か色々外れていったヒューマンストーリー。まずまず、心に傷を負った青年が料理屋で働き、ママや周りの人に癒やされていく物語………と最初思わせておいて、何だか途中から明後日の方向に行ってしまいついていく気がなくなったかなという感想。疑似母みたいな距離感だと思っていたら、→2024/12/22

栗山いなり

6
小料理屋「絶」を中心に展開される縁起メシを題材とした物語。うーむ…小料理屋を舞台にした作品って事で少し期待したんだが…何でか知らんが少し読みにくかった。ちょっとした社会派要素も感じたり光る物はあったが全体的には微妙か?2024/12/07

陽ちゃん

6
まず、“絶望オムライス”という小見出しにギョッとしましたが、メニューになるまでの経緯が分かって納得。ですが、小料理屋の妙ママが、お客さんの縁起メシを聞いて再現するストーリーかと思ったらそうでもなくて、美味しそうではありますが、ちょっと残念でした。2024/10/29

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